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05-16(日)

「カシオペアの丘で」 重松清


丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった─。肺の悪性腫瘍を告知された三十九歳の秋、俊介は二度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。初恋の人がいる。「王」と呼ばれた祖父がいる。満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪の物語が、静かに始まる。


<感想> ★★★☆☆

本書は典型的な泣かせ系重松本です。

それぞれの想いを抱えた幼なじみが二十年ぶりに故郷で再会するとい

う物語です。 舞台は現代の北海道。 本書の基本的なテーマは「赦し」

です。 この舞台でこのテーマといえば三浦綾子作品を思い浮かべる方

も多いと思いますが、それぞれの贖罪の物語としては三浦作品に勝ると

も劣らない仕上がりになっているし、疲弊しきった炭鉱の街の末期を描

くさまも秀逸です。


ただ、個人的な意見を言わせていただけるなら重松さんが最も得意と

する「泣き」の部分が冗漫気味でダレてしまいました。 メインキャラク

ターの「死」と、テーマである「赦し」を組み合わせるとそれぐらいの尺

が必要になってくるとは思うんですが、「死」の演出が過剰気味だと感

じました。 私は重松さんがメインターゲットにしている世代ですが、『そ

の日の前に』
で強く感じたリアルな「死」をこの作品ではあまり感じるこ

とが出来なかったというのが正直な感想です。 


とは言うものの何度かはウルウルしちゃいました。アポロ11号の月面

着陸
ジャコビニ流星群はあまりにも幼くて覚えていないけど、ボイジ

ャー
はよく覚えているという世代におススメします。

ボイジャーは、まだを続けてます。
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