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04-11(日)

「Nのために」 湊かなえ

「N」と出会う時、悲劇は起こる─。大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。努力家の安藤と、小説家志望の西崎。それぞれにトラウマと屈折があり、夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めた。すべては「N」のために─。タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件。そして、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。『告白』『少女』『贖罪』に続く新たなるステージ。


<感想> ★★★☆☆

本書は『告白』を大ヒットさせた湊かなえさんの最新刊です。


さて、四作目の本書も基本的には登場人物たちのモノローグ形式

ですが、今までの作品に見られた「毒」は抑え気味になっています。 

あちこちの読書サイトをのぞくと、その点の物足らなさを指摘され

ている方が多くいらっしゃいます。 ただ、それを続けているとする

なら作風がワンパターン化してしまうわけで、ある意味での新境地

といえるのではないかと思います。


タイトルのNですが、この作品の登場人物すべての名前にNがつき

ます。 つまりは、ひとつの事件に関して、いくつもの「Nのために」

が存在します。 そのあたりで読者は混乱しますが、そこがこの作

品の肝です。 


読書メーターの感想で、芥川龍之介『藪の中』を引き合いに出

されている方がいらっしゃいましたが、そのような読み方をすると

さらに楽しめるのではないかと思います。


  

↑文庫出ましたよ♪
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Comment


 

Re:「Nのために」 湊かなえ(04/11)

これ図書館へ予約してあります。
『告白』『少女』『贖罪』と全部読んだので、
>ある意味での新境地
楽しみにしています。

 

ころちくわさん

こんにちはぁ~♪

>これ図書館へ予約してあります。
>『告白』『少女』『贖罪』と全部読んだので、
>>ある意味での新境地
>楽しみにしています。

私は『少女』が未読です。 
オッサンが買うと「こいつ勘違いしてるんじゃねぇ?」と思われそうな表紙だからです。(汗)

 
 
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