プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
読書傾向はフリーエリアの円グラフを見てください。 サイトのご案内

フリーエリア
ひとこと掲示板
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

-----(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
02-21(日)

「七夕しぐれ」 熊谷達也


新緑まぶしい春。小学五年生の和也は県内の小さな町から憧れの仙台市に引っ越してきた。隣町に住む同級生ユキヒロとナオミと友達になろうとする和也に対して彼らは冷たい態度を取る。二人がクラスで浮いた存在で、江戸時代から続く因習がその原因であることを和也は知る。偏見にとらわれない子供たちの無垢な姿と、昭和の時代背景をノスタルジックに描いた傑作。


<感想> ★★★☆☆

本書は小学生を主人公にした三丁目の夕日・仙台版といったところです。

田舎から転校してきた少年の心理や、当時の教室の様子などはよく描

けています。 文章も平易で、おそらく主人公と同世代でも読みこなすこ

とができるし、イジメに対して前向きに解決しようとする少年の姿勢は感

動的です。


ただ、ここに差別問題を持ち込んでいるのはいかがなものかと思います。

著者は子供の目から見た差別問題という描き方をしたかったんだと思い

ますが、あたかも子供たちの勇気ある行動や、理解のある大人たちだけ

で、それを解決できるのではないか?というような安易な展開が気にな

りました。


ムズカシイことを言うつもりはありませんが、もう少し深く掘り下げる必要

のあるテーマなんだろうと思います。 


関連記事
スポンサーサイト
 

Trackback

URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 

Comment


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。