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01-02(土)

「都市伝説セピア」 朱川湊人



人間界に紛れ込んだフクロウの化身に出会ったら、同じ鳴き真似を返さないといけない―“都市伝説”に憑かれた男の狂気を描いたオール讀物推理小説新人賞受賞作「フクロウ男」をはじめ、親友を事故で失った少年が時間を巻き戻そうとする「昨日公園」など、人間の心の怖さ、哀しさを描いた著者のデビュー作。


<感想> ★★★★☆

本書は朱川湊人さんのデビュー作である『フクロウ男』と4つの短編を

収めた作品集です。 朱川さんといえば直木賞を受賞した『花まんま』

が代表作とされていますが、本書はその前に上梓され、一度目の直

木賞候補になっています。 


さて、ホラー作家である朱川さんの作品にはいくつかの系譜があるよ

うに思います。 本書でいうなら『フクロウ男』『死者恋』は心理描写

を重視したホラー。 残り三作がファンタジィーホラーをノスタルジィー

小説のスタイルで描く『花まんま』系です。


子供時代に体験した友人の死にまつわる『昨日公園』の評価が高い

ようですが、私は『アイスマン』に心惹かれました。 一人称形式なの

で、語り手が見た部分しか描かれていませんが、描かれなかった部

分にどのような物語が秘められているのだろうか?と思わせる筆運

びが秀逸です。 


『花まんま』がヨカッタという方、恐らくここから派生したと思われる

川光太郎
さんの作品がお好きだという方におススメします。


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