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12-19(土)

「二度のお別れ」 黒川博行


四月一日午前十一時半、三協銀行新大阪支店に強盗が侵入。四百万円を奪い、客の一人をピストルで撃った後、彼を人質にして逃走した。大阪府警捜査一課は即刻捜査を開始するが、強奪金額に不服な犯人は人質の身代金として一億円を要求、かくして犯人と捜査陣の知恵比べが始まる。トリッキーかつ軽妙な会話が魅力の“大阪府警捜査一課”連作第一弾、著者の記念すべきデビュー作。

<感想> ★★★★☆

本書は黒川博行さんのデビュー作です。 先日読んだ『悪果』

面白かったので手にとってみました。


さて、この作品が発表になったのは1984年です。 四半世紀を経てい

るわけで、警察の捜査方法などはかなり古臭い上に、ストーリー展開

もなんとなくよめてしまうし、三輪車のエピソードもやりすぎだなぁ~と

も感じます。 極端な言い方をするなら賞味期限の過ぎたミステリーと

いったところです。 


しかし、『悪果』でも感じたことですが、黒川作品の第一の魅力は登場

人物たちの交わす言葉。 大阪弁にあるといえます。 関東に住んで

いると「大阪弁=吉本興業」というステレオタイプな考えに陥りがちで

すが、言葉を操る作家でもあり、ネイティブスピーカーでもある黒川さ

んが作品で使う大阪弁は機微に富んでいて、とても魅力的です。 


メインの刑事コンビに華がないという理由でサントリーミステリー大賞

では佳作になっていますが、このコンビのキャラは今ならウケるので

はないかと思います。 


正統派の大阪弁で書かれた作品をお読みになりたい方。 

刑事ドラマの再放送で見る逆探知って何?という方におススメします。


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