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Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
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10-31(木)

9月の書籍代

9月の書籍代 17冊 1,376円

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3384ページ
ナイス数:240ナイス

憤死憤死感想
表題作は既読です。そのせいか収録されている二篇も同じテイストの作品だと思い込んでいましたが・・・。『トイレの懺悔室』『人生ゲーム』は男性が主人公。 綿矢作品にあってはそれだけでも異質ですが、その内容も今までにはない味付けがなされています。 もちろん大半の読者が求める綿矢りさは表題作にあって私もそこに面白さを感じるわけですが、この異質な二作もアリだろうと思います。 新境地などという月並みな言葉は使いたくありませんが、綿矢さんの持つ可能性を垣間見たような気がしました。
読了日:9月30日 著者:綿矢りさ


クララクララ感想
初出1947(昭和22)年。 読友さんの感想を拝見して。 林芙美子はかなり読み込んでいるつもりですが、こんな毛色の違う作品があったことにびっくりしました。 童話集の収められた作品なので文章は平易ですがその内容は怖すぎです((((;゚Д゚))) ガクプル  しかしタイトルのクララっていったい??
読了日:9月27日 著者:林芙美子


夫婦善哉夫婦善哉感想
初出1940(昭和15)年。 友達に『夫婦善哉』ってどんな話よ?と聞かれたので読んでみました。 最近ドラマ化されて話題になっているようですね。 次々と商売を手がける二人に花登筺的なオチをイメージしていましたが・・・・。 典型的なダメ夫としっかり者の妻。現代の視点で言うならだメンズウォーカーとか共依存などというキーワードで括られてしまう物語かもしれません。 単純な話ですが読者の人生経験によってはディープな物語になりえるように思います。 夫婦でしみじみとぜんざいを啜る最後のシーンが沁みました。
読了日:9月25日 著者:織田作之助


すっぽん心中すっぽん心中感想
前回の芥川賞候補作だった表題作と『植木鉢』書き下ろしの『鳩居野郎』の三作が収められた作品集です。 初読みは『鳩居野郎』のみでしたが他の二作も再読してみました。 う~ん相変わらずとってもイイです。 でも読書メーターの登録数38ってどういうことっすか(笑) やっぱこの脱力系まったり感を堪能できるのはオッサンだけなのか?ドーデもいいんだけど戌井さんよほど鳩が嫌いなんですね。
読了日:9月24日 著者:戌井昭人


路(ルウ)路(ルウ)感想
台湾の新幹線建設にまつわるドラマを様々な角度から描いた作品です。人物描写はもちろんですが、舞台になっている台湾の湿った空気までを表現するさまは秀逸としか言いようがありません。 ただストーリー自体は淡々としていて盛り上がりを欠いた感が否めません。 フィクションとは言え実際の事業を元にしているので、そのあたりの配慮もあったのかもしれませんが、もうすこしガツンと来てもいいのではないかと思いました。 
読了日:9月21日 著者:吉田修一


賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈下〉 (ちくま文庫)賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈下〉 (ちくま文庫)感想
上巻に引き続きカオス部屋の数々。 かなりヤバい感じの部屋もあるけどやたらエネルギッシュでもあります。 
読了日:9月19日 著者:都築響一


賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈上〉 (ちくま文庫)賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈上〉 (ちくま文庫)感想
『TOKYO STYLE』の続編です。 掲載されているのは、いわゆるオシャレ系ではなく生活感溢れまくりの部屋。 
読了日:9月17日 著者:都築響一


石の肺 アスベスト禍を追う石の肺 アスベスト禍を追う感想
そういえば一時期やたらと騒いでいたのに最近あまり聞かなくなったよなぁ・・という感じで手に取りました。 前半ではかつて電気工だった佐伯さんがどのようにアスベストと関わっていたのか?後半ではアスベスト問題を客観的に語っています。 タイトルだけを見ると迫真のルポルタージュを想像しますがそれほど硬い書き方はされていません。 その点は一方から見ると中途半端な印象を受けますが、私小説として読むと逆にリアルさが際立つように思います。 
読了日:9月16日 著者:佐伯一麦


海炭市叙景 (小学館文庫)海炭市叙景 (小学館文庫)感想
読友さんの感想を拝見して・・著者の故郷である函館をモデルにした架空の町「海炭市」を舞台とした連作短篇。 収められた18の短篇は短めですが、それぞれが丁寧に書かれているので読みゴタエは十分でした。全体的に重苦しいトーンが支配しているので万人向けとは言いがたい作品ですが、市井の片隅で生きている人々を描く筆に著者の強い愛情を感じ取ることが出来ます。そのせいか読後感はそれほど悪くありません。特に一作目の『まだ若い廃墟』はワケもわからなくズルズル引き込まれる感覚を味わいました。著者の早世が悔やまれます。 
読了日:9月15日 著者:佐藤泰志


秋の花 (フィールド検索図鑑)秋の花 (フィールド検索図鑑)感想
秋になったので・・郊外に住んでいると道端に生えている花の名前が気になります。
読了日:9月11日 著者:


鍵のない夢を見る鍵のない夢を見る感想
昨年の直木賞受賞作。 図書館では順番が廻ってこないし古本屋さんでも見かけないので購入。 あらすじから『ゼロ・ハチ・・』のような作品をイメージしていました。 地方都市に住む20代の女性を主人公に据えている点では共通していますが『ゼロ・ハチ・・』ほどの読者サービスはないし、場合によっては読後感の悪さのみが残ってしまいます。しかし違う角度から見るならセーブの利いた作品。手練れた作家による燻し銀の作品集という言い方もできます。 さらに同じ立場に置かれている読者なら感情移入も容易いように思います。    
読了日:9月9日 著者:辻村深月


あのころのデパートあのころのデパート感想
長野まゆみさんってデパガだったんですね。 本書は著者が子供だった60~70年代と勤務していた80年代のデパートの様子が書かれているエッセイです。 他の方がお書きになっているようにところどころ挟まれる毒が気になりましたが、ほぼ同じ目線でこの時代のデパートを知っているのでやたら懐かしく感じました。 吉祥寺のK百貨店は撤退した近鉄百貨店。銀座のP百貨店はプランタン銀座だと思われます。 
読了日:9月8日 著者:長野まゆみ


桐生通信桐生通信感想
1954(昭和29)年初出。 読み友さんの感想を拝見して。 桐生の話というかゴルフの話やら映画の話などその他雑感って感じのエッセイです。 昭和23年以降の新潟平野の気候変動について興味深く読みました。
読了日:9月8日 著者:坂口安吾


アニバーサリーアニバーサリー感想
本書は出産と震災をテーマにした窪美澄さんの最新刊。 前半では75歳の晶子の半生。後半では震災を契機に晶子と関わりを持つ真菜の物語となっています。 主人公は晶子と真菜ですが、この作品は真菜の母である真希を含めた三世代にわたる母親達のクロニクルのような気がします。 私が願ったせいで真菜はこのような立場に追いやられている。だから無関心ではいられない。そんな晶子のセリフが印象的です。 加えて、震災直後(原発事故)に出産することがどのようなことだったのか?若いお母さんたちの想いを改めて知る機会にもなりました。
読了日:9月5日 著者:窪美澄


半七捕物帳 04 湯屋の二階半七捕物帳 04 湯屋の二階感想
湯屋の二階で屯っている怪しげな浪人者の正体とは・・・オチはイマイチですが、そこに辿り着くまで十分に楽しめました。 しかし時代が移ろうとも外回りの仕事をしている人間が考えることは同じです。 
読了日:9月4日 著者:KidoOkamoto


汚ない家汚ない家感想
関東大震災直後のボンビー自慢的なエッセイ。 余談ですが菊池寛は罹災して行方不明になった利一を必死こいて捜したそうです。 
読了日:9月3日 著者:横光利一


花に眩む花に眩む感想
最近アンソロジーでよく見かける彩瀬まるさん。 R18文学賞/読者賞受賞作のKindle版があったので読んでみました。 ご存知の通り新潮社主催のR18文学賞は女性向けの官能小説がその対象となっています。 その点から言うなら明らかにツボを外しているように思います。 独特の世界観は川上弘美さんのそれと似ていますが、安部公房もちょっと入ってます的な印象を受けました。 ただ単なる模倣ではない安定感が作品を支配しています。 R18文学賞というよりは芥川賞候補作的な視点で読むと楽しめるかもしれません。 
読了日:9月2日 著者:彩瀬まる

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