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Author:きたあかり
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11-02(金)

10月の書籍代

ついに今年も残り二ヶ月になってしまいましたね。

最近知った面白サイトが↓

書き出し

小説の書き出しを集めたサイトで、その箇所をクリックすると書籍名が出てきます。

手の込んだアフィリエイトサイトと言ってしまえばそれまでですが、当たるとビミョーに嬉しいんですよね(笑)
興味のある方は遊んでみてください。

というわけで10月の書籍代です。

10月の書籍代 22冊 440円

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:5746ページ
ナイス数:343ナイス

 今月の当たり!

  今月の大当たり!! 

   参りました!!!

 日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―感想
読友さんの感想を拝見して手に取りました。 二十四節季をさらに細分化した七十二候がイラストと文章で綴られています。 なにげなく過ごす日々ですが、そこに差し込む光、通り抜ける風、薫る草花、そして旬の食べ物や行事。 それらを意識することで日々の生活(くらし)は潤い、魅力的なものとなっていきます。 ちなみに今日は「霎時施す」(しぐれときどきほどこす) 時雨が降るようになり季節は晩秋から初冬へ、野山の生き物も人々もそろそろ冬支度を始めるころ・・と記されています。 手元に置きたい一冊です。
読了日:10月30日 著者:白井 明大


東京てくてくすたこら散歩東京てくてくすたこら散歩感想
女性向けの都内散歩本です。 版元は文藝春秋ですが散歩先のチョイスやその目線が『ku:nel』テイスト。 王道からちょっと外れた『ku:nel』女子的ディープスポットは都内在住の方でも意外な発見があるかもしれません。 個人的には完全アウェイだと思い込んでいた二子玉に興味をひかれました。 写真もふんだんに使われているのでいわゆるカメラ女子の方にもおススメです。 
読了日:10月28日 著者:伊藤 まさこ


カムイ伝 (8) (小学館叢書)カムイ伝 (8) (小学館叢書)感想
貧しさから解放されるは利益の分配が適正に行われるべきだと説く正助。 武士(支配者階級)に抵抗するためには手段を選ばないラディカルな苔丸。 いくら金を積んでもどうにもならいことがあると悟る七平衛。 中身以上に、この作品がどのような時代の風を受けながら執筆されたのか?それを強く印象づける第8巻でした。 
読了日:10月27日 著者:白土 三平


  窓の向こうのガーシュウィン窓の向こうのガーシュウィン感想
こんな宮下作品を待っていました!未熟児として生まれ、社会に上手く 順応していけないという欠落感を持つ主人公。 彼女の目を通して語られるのは特に大きな事件が起きることのない日常ですが、そのピュアな視点に心を打たれます。 加えて本書は宮下さんの初期作品でよく見られた選びつくされた言葉と会話で満ちています。 前々作ではBEE GEESの楽曲が使われていましたが、今回はJAZZスタンダードの"Summer Time" この作品には申し分のない選曲。”世の中は後出しジャンケンに満ちている”P101←シビれました。 
読了日:10月26日 著者:宮下 奈都


カムイ伝 (7) (小学館文庫)カムイ伝 (7) (小学館文庫)感想
江戸時代の封建社会を描くシリアスな作品だけど、時々登場人物がウィンクとかチャンスって言ってたりします。 そのあたりが気になっていたんだけど7巻目となるとほとんどスルーしている自分がいます(笑)
読了日:10月24日 著者:白土 三平


 迷宮迷宮感想
中村文則さんの新刊。 精神的に不安定な主人公が過去に起きた殺人事件の余波に巻き込まれていく筋立てで、迷宮と言うタイトルに相応しいへビィな作品です。 直近二作はかなりエンタメ寄りでしたが、本書は初期作品で見られた著者の原点を強く意識して描かれたようです。 それを踏まえて文学的なアプローチをしてみてもいいと思いますが、割り切って深層心理を緻密に描いたサスペンスとして読んだほうが単純に楽しめるような気がします。 道雄秀介さんのちょっと重めの作品が好みであれば外さないのではないかと思います。
読了日:10月23日 著者:中村 文則


日本全国 駅の旅―あの駅・この駅フォトスケッチ (講談社カルチャーブックス)日本全国 駅の旅―あの駅・この駅フォトスケッチ (講談社カルチャーブックス)感想
日本各地の駅を撮った写真集。 撮り鉄の方からお叱りを受けるかもしれませんが、駅に電車(列車)が写りこんでいないのがいいです。厳冬期の青海川駅(信越本線)を撮った一枚が秀逸。 今、平日の0時前ですが今すぐ旅立ちたくなります。 ある意味危険な本です。 97年刊。
読了日:10月22日 著者:真島 満秀


きれいごときれいごと感想
久しぶりの大道作品。 正直って大道さんの紡ぐ物語にそれほど魅力を感じません。 描かれる人物もエキセントリックすぎて感情移入が難しいです。 ただ意図せず手にとって読みはじめると止まらなくなります。 するするというかダラダラというか私の文章力では巧く表現できませんが、そのあたりが魅力なんだろうと思います。 しかし、本書に関して言うなら長すぎです。  純文学と割り切って読んでもこの半分が限界ではないでしょうか? ジャケ買いして失敗したとお思いの方には『しょっぱいドライブ』をおススメします。
読了日:10月21日 著者:大道 珠貴


カムイ伝 (6) (小学館文庫)カムイ伝 (6) (小学館文庫)感想
命を賭するという言葉の重みを痛感した第6巻でした。
読了日:10月20日 著者:白土 三平


 キネマの神様 (文春文庫)キネマの神様 (文春文庫)感想
読友さんの感想を拝見して。映画を題材にした家族の物語ですが正直言ってご都合主義的な前半は軽い印象を受けました。 ただ後半からラストに掛けては映画にまつわる薀蓄も含めて読み応えがありました。そしてラストでのうっちゃりは見事で不肖ながらウルウルしちまいました。 読んでいて、学生時代よく行った池袋の文芸座を思い出しました。 最後に観たのは『死刑台のエレベータ』スクリーンいっぱいに映し出されるジャンヌ・モローのアップそしてjetaime・・。あのぞくぞく感をDVDで味わうことは絶対にできません。
読了日:10月19日 著者:原田 マハ


 田村はまだか田村はまだか感想
ずいぶん前に話題になっていた作品ですが今更の読了。 遅れてやってくる「田村」をBARで待つ5人の同窓生。 それぞれが「田村」を待ちながら子供時代や若い頃の自分を振り返る連作短編です。 特に大きな仕掛けのないどちらかというとジミな作品だと思いますが、それぞれの思い出が微妙にリンクしあっていてアジのある仕上がりになっています。 まさに佳品と呼ぶに相応しい作品です。 加えて40代の方ならしんみり感を味わえると思います。 あえて言うなら一作目のインパクトが強いので若干尻つぼみ気味なのがちょいザンネン。
読了日:10月17日 著者:朝倉 かすみ


 静子の日常静子の日常感想
読友さんの感想を拝見して。 大人の恋愛を静謐な筆致で描く井上荒野さんですが、こんなのも書くんだぁ~という感じのホッコリ系。 74歳になる静子さんの日常がユーモラスに描かれています。 同じくフィットネスクラブを描いた短編がありましたがそのトーンの違いに驚かされました。 その一方で、行間に静子さんの感情を見え隠れさせる手法は従来の井上作品と異なりません。 「井上荒野?ちょっとジミ過ぎない?」とお感じの方に強くおススメします。
読了日:10月16日 著者:井上 荒野


LOVE&SYSTEMSLOVE&SYSTEMS感想
中島たい子さんの最新刊。 結婚がシステムとして管理されたら・・がテーマの連作短編。 近未来が舞台?大丈夫なの?という思いで読みはじめましたが、現在の非婚や少子化問題を解決する手立てして提言されているものを突き詰めるとこういうカタチになるのかもしれません。 中島さんの読者は圧倒的に女性が多いと思いますが『イキガミ』的な面白さのある本書は男性が読んでも楽しめると思います。 ただ代表作の『漢方小説』や『そろそろくる』を読んでいると違和感アリアリです。 1時間ぐらいで読めてしまうので新境地に興味のある方はご一読を
読了日:10月15日 著者:中島 たい子


   尋ね人尋ね人感想
読友さんの感想を拝見して手に取りました。 死期の迫った母が50年間胸に秘めていた想いを娘に打ち明ける。 突然失踪してしまったかつての恋人の存在。そしてその行方を知りたいと・・『海猫』でも感じましたが谷村志穂さんは叶えられなかった想いを大切に描く作家です。 平凡だと思っていた母親の人生の中に残る燠火。 娘はそれをどのように受け止め母に何を返すのか?それに加えて期限(母の死)までに恋人の行方を探し出さないといけないというサスペンス風味の横糸を絡めてテンポのいい作品に仕上げています。 理屈抜きでこういうの大好き
読了日:10月14日 著者:谷村 志穂


ニキの屈辱ニキの屈辱感想
ニキのツンデレっぷりが半端なくて楽しめました。 一方で若くして社会的地位を確立してしまったニキの戸惑い、本来の自分との軋轢に苦しみ内部崩壊していくさまを丁寧に描いています。 「推したけれども、女性選考委員の猛烈な反発の前ではホビットのように小さくなるしかなかった。」とは島田雅彦さんの選評。 たしかに女性目線で読むとニキの弱さだけが強調されているように感じるかもしれませんが、シロート読者の私は「猛反発」には疑問符です。 本書は4度目の候補でしたが、そろそろ芥川賞の呪縛から解き放ってあげたほうがいいのでは?
読了日:10月11日 著者:山崎 ナオコーラ


 ぬるい毒ぬるい毒感想
とにかく胸糞悪い。 自意識過剰な女性主人公は本谷さんの十八番ですが、登場する3人の男がとにかく気持ち悪くて嫌悪感しか抱けません。 そして何よりその想いを胸に抱えながらも、頁をめくる手を止めることのできない自分自身が一番胸糞悪かったりします。 芥川賞の選評を読むと細部に言及して瑕疵としているようですが、この枚数で徹底的に胸糞悪さを表現している点において十分評価できるのではないかと思います。 読者を選ぶことは間違いありませんが、ガツンとくるモノが読みたいと言う読者の欲求を満たして余りある作品です。
読了日:10月10日 著者:本谷 有希子


よなかの散歩 (ORANGE PAGE BOOKS)よなかの散歩 (ORANGE PAGE BOOKS)感想
「オレンジページ」に連載されていたエッセイをまとめたものです。 掲載紙を意識してか料理(食べ物)に関する話が多いです。 恋人の電話番号は指が覚えている・・おぉぉ~って感じでした(笑) シウマイ弁当に関する考察は100回ぐらい頷いて首が痛くなりました。崎陽軒バンザイ!
読了日:10月9日 著者:角田 光代


カムイ伝 (5) (小学館文庫)カムイ伝 (5) (小学館文庫)感想
一揆を統率する苔丸がスゴ過ぎ。 えっ!小六さんってナニモノ?と思いつつ6巻へ!!
読了日:10月8日 著者:白土 三平


カムイ伝 (4) (小学館文庫)カムイ伝 (4) (小学館文庫)感想
竜之進、正助、そしてカムイが大きく動き出す第4巻。 主君から暇を出された侍たちの末期があまりに哀れです。
読了日:10月7日 著者:白土 三平


どうして書くの?―穂村弘対談集どうして書くの?―穂村弘対談集感想
もう、ほむほむなんて呼べねぇだろ・・・ってぐらいのガチンコ対談集でした。 対談相手から表現者としてのホンネを引き出す手腕が見事だと感じました。 エッセイを一冊も出していない中島たい子さんとの対談は貴重だと思います。 たい子ファンに強くおススメします。
読了日:10月6日 著者:穂村 弘


  かわいそうだね?かわいそうだね?感想
困っている元カノの面倒を見ることになった恋人を持つ主人公のイライラを描く表題作と、美人の友達を持つ主人公の内面を描く『亜美ちゃんは美人』を収めた作品集。 装丁から察しがつく通り20代の女性読者を強く意識した作品ですが、あちこちに小技が駆使されていて、それ以外の読者を納得させるクオリティーを秘めています。 芥川賞以降、所謂文壇三人娘(島本・金原・綿谷)の中では一人だけ迷走している感のあった綿矢さんですが、前作の『勝手にふるえてろ』で見せた抜群の安定感は本書でも健在です。 新刊の『ひらいて』とても楽しみです。
読了日:10月4日 著者:綿矢 りさ


倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)感想
本書は「理論社ミステリーYA!」というジュニア向けミステリーレーベルから出ました。 装丁と長さはジュニア向けですが、それ以外はヨーシャない耽美系皆川ワールド。 戦時中のミッションスクールを舞台ですが、単に「戦争」「エス」「ごきげんよう」を連ねただけではない重厚感のある作品に仕上がっています。  それは登場人物たちと同じ時代を生きた皆川さんの実体験が背景にあるからだと思います。 77歳の筆力にただただ圧倒されました。 当時の様子を知りたい方には『女学生手帖―大正・昭和乙女らいふ』弥生美術館編がおススメです。
読了日:10月2日 著者:皆川 博子

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