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Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
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04-28(土)

Local Vocal 「90's Dance acapella medley mix」

最近、図書館の貸出し期限に追われる毎日でネットをする時間がなくなってしまいました。

というわけで、久しぶりにYOUTUBEを徘徊していたらこんな動画を見つけました。

いずれもヘッドフォンがおススメです。



デンマークの"Local Vocal"というアカペラグループのようですが、詳細は不明です。
90年代のダンスミュージックをカヴァーしていて、オッサン的には思いっきりツボでした。


次に見つけたのが、アラブ系のおっさんのアカペラ。



やたらと芸が細かいオッサンの名前がAlaa Wardiだということは予想がつきますが、それ以上は不明。


さらに、検索を続けるとオリジナルが出てきました。



唄っているのはنانسي نبيل عجر(ナンシー・アジュラム)という28歳のレバノン人だそうです。 レバノンと言えばかなりタイヘンな国だという印象がありますが、レバノンポップスはこんな感じなんですね。




おまけ。
ドリフのギャグっぽくて笑えました。



タロとジロの偉大さがわかる動画でした。
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04-15(日)

文体診断

文体診断なるサイトを発見しました。

試してみたら、私は直木三十五に応援されているようです。

エンタメ読みとしては畏れ多い事でございます。(笑)

 
04-10(火)

「花桃実桃」 中島京子






【内容情報】(「BOOK」データベースより)
40代シングル女子まさかの転機に直面す。昭和の香り漂うアパートでへんてこな住人に面食らい来し方をふり返っては赤面。行く末を案ずればきりもなし…ほのぼの笑えてどこか懐かしい直木賞作家の最新小説。




<感想> ★★★★☆

父親の遺したボロアパートを管理するようになった40代の独身女性が主人公の本書は、連作短編形形式の作品です。


ボロアパートといえば70年代っぽい雰囲気ですが、似た設定の近作では三浦しをんさんの『小暮荘物語』や島本理生さんの『真綿荘の住人たち』。 伊藤たかみさんの『そのころ、白旗アパートでは』などがあります。 ぼろアパートものブーム??『めぞん一刻』再ブレイクの兆しかもしれません。(笑)


さて、前段であげた四作との大きな違いは40代独身女性の主人公に配している点で、そこが本書のキモです。 結婚に若干の未練を残しつつ、イイ感じに開き直っているキャラクターに好感を持つ読者は多いはずです。 私は小林聡美さんに置き換えて読み進めました。 


とにかく作品全体を覆う雰囲気がとてもいいです。 父親の愛人だった住人とのビミョーなギクシャク感や、男友達との距離感を描くさまも秀逸です。 脇役であるヘンな住人たち。 私は整形美女の日名子さんがツボでした。


近代文学のトリビュート作品を手がけていた直木賞以前の作品と比較するならとかなり読みやすくなっていますが、文章のクオリティーは維持されています。 中島京子さんイイ感じに化けている印象を受けました。 世代や性別を問わない作品ですが、笠智衆をご存知のない方は若干の予習をすると、それ以上に楽しめるはずです。




   




 
04-05(木)

3月の書籍代

面白いと言う噂を耳にしていましたが、これほどだとは思いませんでした。
殿山泰司のエッセイがスゴ過ぎます。 どこがスゴいかは、あとで感想を書きます。
とにかく脇役でテレビに出まくっていた殿山泰司。 
やはりただものではなかったようです。
ちなみに、今日読み終わった『三文役者あなあきい伝・1』(ちくま文庫)の解説はまちだまちぞう(パンク歌手)。 
作家になる前の町田康さんです。 


というわけで3月の書籍代です。

3月の書籍代 23冊 4520円 

3月は豊漁でした。 
これほど大当たりが続出する月は滅多にありません。
4月ものんびりモードで過ごせる予定なので、長年の懸案である『カムイ伝』に着手する所存です。

 今月の当たり
 今月の大当たり

3月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:6297ページ
ナイス数:176ナイス

極北クレイマー極北クレイマー
バチスタシリーズがイマイチ肌に合わなかったので、久しぶりの海堂作品。 ご都合主義的に話が進んでいくのは相変わらずですが、やっぱ面白いですね。 とりあえず面白ければ◎です。 図書館に続編の予約を入れたら350人待ち!!気長に待ってみます。
読了日:03月30日 著者:海堂 尊


エデンエデン
エースとアシストの関係性。他チームのライバルとの距離感。 そこがこの作品の魅力で、それ以上にロードレースという競技の真髄なのかもしれないと感じました。 二作目にも関わらずパワーダウンしていないところがすごい!!
読了日:03月29日 著者:近藤 史恵


紙の月紙の月 
今回の角田毒はキョーレツ過ぎます。(笑) テーマは依存ですが、登場人物と同じ世代の私はそれ以上に価値観をテーマにした物語ではないかと感じました。 私はもちろん。私の周りにも彼女たちと似た価値観を持っている人たちは少なからずいるはずです。 40も半ばを過ぎれば「あの時代のこと」「若かったときのこと」と理解しているつもりですが、うっかりしていると今でもその価値観に足を取られそうになることがあります。 この作品はそのあたりが実にリアルで恐ろしいと感じました。  タイトルから映画の『ペーパームーン』を思い出しまし
読了日:03月27日 著者:角田 光代


しかたのない水 (新潮文庫)しかたのない水 (新潮文庫)
キレ味のいい文章はもちろんですが、全編を覆いつくす不穏感がとてももいいです。 この空気を醸し出せる井上荒野さんはやはりスゴい作家だと再認識させられました。 個人的には『クラプトンと骨壷』が一番ぐっときました。 ひとみパパの解説もなかなかです。
読了日:03月27日 著者:井上 荒野


木暮荘物語木暮荘物語
「性」をテーマにした作品って、井上荒野さんのように緊張感を漂うガチなパターンと奥田英朗さんのようにドタバタ行くパターンの両極端に分かれるような気がしますが、この作品はバランスが取れていて読みやすいと感じました。 個人的には栗田有起テイストの『柱の実り』。 ちょっと重めの『ピース』が印象に残りました。 『穴』のあっさり感もしをんさんらしくて好きです。
読了日:03月26日 著者:三浦 しをん


カレチ(3) (モーニング KC)カレチ(3) (モーニング KC)
相変わらず武藤のハードボイルドさにはシビれますな。 電源監視員のジイさんもいいけど、保線長がすごくいい。人を育てるって考え方が薄れてきたのはいつごろからかな?
読了日:03月25日 著者:池田 邦彦


聖☆おにいさん(6) (モーニング KC)聖☆おにいさん(6) (モーニング KC)
6巻の個人的名台詞。 「おまえさんがいくら出せるかそれ次第だぜ」BY突如豹変する歯科医 ★ 「お前の水分を全部干上がらせる逆ノアをしてやろか!!」BYイエス ★ 「ごめん 仕事を思い出しちゃうからそれしまってあげて!」BYブッダ ★ 「そういうのは自分でやりたいんだよ!!」BYペテロ ★ 「鳩サブレーくれないといたずらするがどうか?」BY父 ★ 「忍者はもういないよ・・ト書き★
読了日:03月24日 著者:中村 光


林芙美子―女のひとり旅 (とんぼの本)林芙美子―女のひとり旅 (とんぼの本)
本書は『風琴と魚の町』『放浪記』『下駄で歩いた巴里 』(岩波文庫)『浮雲』。それぞれの作品の風景を多くの写真でビジュアル化したものです。 売れ筋作家の名前を前面に出す売り方はいかがなものかと思いますが、内容自体は悪くないと思います。 私見ですが、角田さんが好きなら林芙美子もそこそこハマるのではないかと思います。 角田さん目当てでお読みになった方も多いと思いますが、機会があれば林芙美子の作品に一度目を通してみてください。 青空文庫でも読めます。
読了日:03月24日 著者:角田 光代,橋本 由起子


緑の毒緑の毒
後半は急ぎすぎた感が否めませんが、久しぶりに桐野毒を堪能。 端役に至るまでキャラ立ちしていて面白かったです。 
読了日:03月22日 著者:桐野 夏生


サクリファイス (新潮文庫)サクリファイス (新潮文庫) 
ベストセラーはあまり手が伸びないので今更な読了。 ↓の方がお書きになっていますが「やべぇ」の一言に尽きる作品でした。 私は近藤史恵さんをナメてかかってました。 本当にすんまそん。 
読了日:03月21日 著者:近藤 史恵


聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)
5巻での個人的な名台詞。 「!どうしたのイエス 迫害かい」「まさか私を受胎テロの標的に」「この国にもう隠れキリシタンはいないから!!!」BYブッダ。★ 「裁判はもうたくさんです」「ついてこれねえ子羊は置いていくぜ!!」「‥もしかしてアンパンマンもきみの前世?」BYイエス ★ 「ユダですいません」BYユダ
読了日:03月19日 著者:中村 光


冷血 (新潮文庫)冷血 (新潮文庫) 
恥ずかしながら、小さい活字が頁を埋めつくしていた龍口訳で3回挫折しています。 新訳が出ていると知ったので4回目のチャレンジ。 翻訳には賞味期限があると言ったのは村上春樹さんですが、それを強く感じました。 さて、中身に関してですが、私はこの限られたスペースでその魅力を伝える文章力を持ち合わせていません。 数あるノンフィクション作品の中でその白眉と呼ばれるのに最も相応しい作品とだけ申し上げておきます。 新訳を手がけた佐々田雅子さんには、ひたすら感謝です。
読了日:03月19日 著者:トルーマン カポーティ


鉄ヲタ少女 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)鉄ヲタ少女 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
(三木→ひたちなか)のサボがストーリー中のエピソードと相俟って泣けました。 EH10の武骨さにシビれまくり。 メインャクターの苗字ですが十河(信二)、後藤(新平)、島(秀雄)、須田(寬)、杉浦(喬也)ってことかな?
読了日:03月18日 著者:久寿川 なるお


証し (幻冬舎文庫)証し (幻冬舎文庫)
木綿子のぶっ飛びぶりはそれなりに面白く読めたし筆運びもいいのでテンポ良く読めました。 ただ、このテーマを扱うならもう少し気を使った方がいいかも・・・なんて思いました。 ドロドロは大好物だけど角田さんや真梨さんと比べるなら、ちょっと何かが欠けているような気がする。 他の方の感想で「豆腐」確認が出来てよかったです。(笑)
読了日:03月13日 著者:矢口 敦子


誰かが足りない誰かが足りない
作品の質自体は悪くないけど、客観的に読めば良くも悪くも量産タイプかなと思います。 ただ、宮下奈都さんが特定の読者(登場人物のように悩んでいる人たち)に向けたメッセージと考えるなら、評価も変わってくるかもしれません。 個人的には『日をつなぐ』のように単純に巧い作品を読んでみたいんですよね。
読了日:03月11日 著者:宮下 奈都


妖談妖談
いつもながらの長吉節炸裂!私は、陽美はんを喰うてしまって、何喰わぬ顔をしている信子はんがツボでした。
読了日:03月11日 著者:車谷 長吉



女学生手帖―大正・昭和乙女らいふ (らんぷの本)女学生手帖―大正・昭和乙女らいふ (らんぷの本)
弥生美術館に行ってから、こっちの世界にどっぷりハマっています。(笑) 高畠華宵、松本かつじを堪能できで満足です。 幸運をもたらす「ラッキーリング」の広告に笑いました。こういうのって昔もあったんですね。
読了日:03月08日 著者:


抱擁、あるいはライスには塩を抱擁、あるいはライスには塩を 
江國さんは長編より短編がいいと思っていたので、ここ数年手を出していませんでした。 しかしこれは大当たりでした。 冒頭からしばらくは、この家族の特異性やバラバラな時勢に戸惑いましたが、中盤からはイッキ読み。 登場人物の誰を中心に読み進めるかによって雰囲気の変わる作品だろうと思います。十人十色の楽しみ方ができるのではないでしょうか? 152頁の16行目。「夕方と夜の間の時間で・・・」からの一節は初期の江國作品でよく見られた言い回し。他にもそのような箇所がいくつかあります。初期ファンならそのあたりもツボです。
読了日:03月08日 著者:江國 香織


聖☆おにいさん(4) (モーニングKC)聖☆おにいさん(4) (モーニングKC)
いつもながらディープなので5回は再読できる。 お得ですぜ奥さん。
読了日:03月08日 著者:中村 光



余部鉄橋物語余部鉄橋物語
明治、大正、昭和、そして平成。 鉄橋と共に生きた人たちが描かれています。 
読了日:03月05日 著者:田村 喜子



明治・大正・昭和のラベル、ロゴ、ポスター―懐かしい日本のグラフィック・デザインが1000点収録明治・大正・昭和のラベル、ロゴ、ポスター―懐かしい日本のグラフィック・デザインが1000点収録
第二回水兵さんに喜ばれる慰問袋の會(S15・伊勢丹) 過酸化キュカンバー(S17・資生堂) 軍用ビタカルピス(S18・カルピス)など面白いもの満載。 大日本麦酒(現サッポロビール)のポスターは時代による美人の変遷がわかります。 資生堂のデザインはすべてにおいて秀逸です。 不二家フランスキャラメル懐かしすぎて泣きました。
読了日:03月02日 著者:廼地 戎雄


終わらざる夏 下終わらざる夏 下 
戦うことの悲惨さや、その虚無感を十分認識しながらも祖国の大地や愛する者のために銃をとる。 ともすれば今を生きている日本人からすれば矛盾と感じる感情。それがなんとなく理解できました。 生半可な反戦小説になっていないのはそのせいなのかもしれません。 著者は自衛官時代に占守島の戦いを知ったとのことですが、それはこの作品を語る上で抑えておくべきポイントなのかもしれません。 年齢や人種、立場を超えたそれぞれの戦争を群像劇として描く作者の筆力に感服させられました。 
読了日:03月02日 著者:浅田 次郎


終わらざる夏 上終わらざる夏 上 
読了日:03月02日 著者:浅田 次郎



2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


 
04-03(火)

「しかたのない水」  井上荒野




【内容情報】(「BOOK」データベースより)
東京近郊のフィットネスクラブに集まる、一癖も二癖もある男と女…。平気で女を乗りかえる若い男。その男の美しい肉体を思い浮かべ自慰に耽る女。水泳コーチの妻は失踪し、団地の主婦は、昔の恋人の名前をつい呟いてしまう。脱サラした古本屋は、妄想癖のある受付嬢の虜となるー。誰もが世界からはぐれ、行先もわからずさまよっている。不穏な恋の罠に翻弄される男女を描く連作短編集。



<感想> ★★★★☆

井上荒野さんの作品は直木賞受賞をきっかけに読むようになりました。 『切羽へ』は直木賞作品のわりにはジミな作品で初読では「・・・・」でしたが、再読してみて井上荒野さんのすごさに気がつきました。 私自身、井上作品の核に触れているとは言いがたいわけですが、一冊読むごとに小説を読むレベルが上がっているような気になります。 


さて、そんな井上作品のなかにあって、恋愛小説にミステリー的な味付けをした本書はかなり読みやすい作品です。 井上荒野さんの真骨頂は男女間に漂う一瞬の不穏感を切り取る見事さだと思いますが、連作短編の本書ではそれが散発的に用いられていて読者を飽きさせることがありません。 


個人的には『クラプトンと骨壷』が一番ぐっときましたが、最終章のオチも巧みだと感じました。
仕事で何度かフィットネスクラブに行く機会がありましたが、平日の昼間にフィットネスクラブで漂っている独特の雰囲気ってあるんですよね。 そのあたりの描写も見事です。

とりあえず井上荒野さんを読んでみたい方、井上荒野ってジミ過ぎない??とお考えの方におススメします。


 
04-03(火)

「短編集」 柴田元幸編






誰もが何か隠しごとを持っている、私と私の猿以外は(クラフト・エヴィング商會)/植木鉢(戌井昭人)/「ぱこ」(栗田有起)/物語集(石川美南)/朝の記憶(Comes in a Box)/箱(小池昌代)/祖母の記録(円城塔)/海沿いの道(柴崎友香)/『物理の館物語』(小川洋子)




<感想> ★★★☆☆

本書は翻訳家の柴田元幸さんが編んだアンソロジー。
純文学系のちょっとクセのある作家の作品が収められています。

久しぶりにクセのある小川作品が読めてよかったし、栗田さんのわけわからない感も堪能することができました。 

他の作品も冒頭から物語に引きずり込まれるタイプが多いように感じました。 ちょっと空いた時間にスタバで読むという読書スタイルに合っていると思います。 

戌井昭人さん初読みでしたが◎ 柴崎友香さんも悪くはないと思うんだけど相性悪いんですよね。 これこそ!!という柴崎作品があればどなたか教えてください。


 
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