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07-31(土)

「累犯障害者」 山本譲司


刑務所だけが、安住の地だった─何度も服役を繰り返す老年の下関駅放火犯。家族のほとんどが障害者だった、浅草通り魔殺人の犯人。悪びれもせず売春を繰り返す知的障害女性たち。仲間内で犯罪組織を作るろうあ者たちのコミュニティ。彼らはなぜ罪を重ねるのか?障害者による事件を取材して見えてきた、刑務所や裁判所、そして福祉が抱える問題点を鋭く追究するルポルタージュ。


<感想> ★★★★★

著者の山本譲司さんは、秘書給与事件で国会議員から受刑者に転落し

ます。 刑務所内で割り当てられた仕事は障害を持つ受刑者の介護役。 

その経験を踏まえて書かれたのが新潮ドキュメント賞を受賞した『獄窓

記』
です。 

本書では障害を持つ受刑者たちの「その後」と「その前」を描きながら、

累犯障害者の実態と、彼らを取り巻く社会の問題点に鋭いメスを入れ

ています。


さて、タイトルになっている累犯障害者といえば刑法39条が規定する

心神喪失と心神耗弱をイメージしがちですが、本書で取り上げるのは

主に軽度・中度の知的障害者の事件です。 その背景や性質からメデ

ィアは触れたがりませんが、知らないことと存在しない事はイコールで

はありません。 著者は事件の当事者(加害者)と何度も直接話をして

います。 ここで特徴的なのは、彼らと話をする著者は元国会議員でも

福祉問題に取り組むジャーナリストでもなく、あくまで刑務所に1年3ヶ

月服役していた元受刑者の山本譲司だということです。 語弊を覚悟

で書いてしまいますが、その特異な経歴を持つ著者の取材力は無敵

です。 対象者は「そうなんだぁ~山本さんも入っていたんだ」と胸襟を

開いて辛い体験を語りはじめます。  


身元引受人がいなかったり自分の意思を正確に伝えられないせいで、

本来なら起訴すらされない微罪で刑務所まで行ってしまい、最終的に

は大きな犯罪を起こしてしまう累犯障害者。 社会から見捨てられ売春

で人の温かさを知るようになった女性。 居場所がないという理由で出

所直後に自殺してしまったかつての同囚。 彼らを取り巻く状況を克明

に描く筆と、どうすれば彼らの事件を防げたのかを論じる姿勢は真摯で

あるがゆえに、読者の胸に響いてきます。 


あちこちでレビューを拝見しましたが、福祉関係の方に多く読まれてい

るようです。  しかし、著者は自らの特異の経歴や、取り上げているい

くつかの大きな事件から興味本位で読む読者も否定はしないはずです。 

なぜならいちばん大切なのは「知る」ということだからです。


秘書給与事件によって、私たちは前途有為な政治家を失ったが、

代わりに、優れたジャーナリストと果敢な福祉活動家を得たのだ。


と書いているのは江川紹子さんですが、激しく同意しちまいます。


獄窓記

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『獄窓記』のレビュー
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07-28(水)

新手の広告戦略かな?


第8回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞受賞作

ミクマリ」を収めた窪美澄さんの作品集が発売になりました。

ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た

価格:1,470円(税込、送料別)



ツイッターで、この賞の選考委員である山本文緒さんと角田光代さんが、

ベタ褒めしていました。 発売日のタイミングで、お二人一緒につぶやい

ているあたり。 これって新手の広告戦略かなぁ~と思ったりもしますが、

とりあえず、乗せられてみようと思います。
 
07-27(火)

大人の社会科見学


昨日(月曜)は病院受診。 今日(火曜日)は人間ドック。 

偶然が重なって4連休でした。   

土日もパワーが有り余っていたので、ちょいと出かけてみました。

行き先は東京ガスの資料館であるガスミュージアムです。

P1030755
P1030755 posted by (C)きたあかり  P1030757
P1030757 posted by (C)きたあかり

入場無料なので、たいしたことないだろうなぁ~と思っていましたが、

9月26日まで開催されている「おどろきのガス器具たち」展が面白くて

近代の生活史が好きな私は思いっきり楽しめました。


現代において、生活インフラであるガスは電気と熾烈な競争をしている

わけですが、近代においてそれは炭や薪などの燃料との競争だったよ

うで、そんなモノ別にガスじゃなくてもいいだろう・・・的なモノがたくさん

展示されていました。


いっけん普通の火鉢なんだけどガスが使われているガス火鉢 (大正3年)

見かけがおしゃれなんだけど、持ち歩けないガス喫煙器 (明治37年)

タオルしか乾かせないガス物干し器 (昭和32年)

原理が理解できなかったけど、やっぱ電気だろうと思ったガス冷蔵庫(昭和30年)

いいかげんにしろよのガス温水洗濯機(昭和29年)

など、他多数。


移築された建物は明治時代のもので、ガスランプやガス燈もたくさん

展示されいて、じっくりみれば一時間半ぐらい遊べます。 

土曜日の午後だというのに見学者は5~6人でした。 穴場スポットっ

てやつかもしれません。


近くにある江戸東京たてもの園と一緒にまわれば、近代生活史を堪能

できると思います。 子供さん連れはもちろんですが、大人の社会科見

学としてもおススメです。


私は西武新宿線の花小金井駅からバスを使いましたが。 

中央線の武蔵小金井駅からもバスで行けるようです。


※「おどろきのガス器具たち」展は常設展示ではありません。

詳細は、ガスミュージアムの公式HPでご確認ください。


全然、関係ありませんが24日に角田光代さんの新刊が発売になりました。

ひそやかな花園

ひそやかな花園

価格:1,575円(税込、送料別)



 
07-27(火)

「横道世之介」  吉田修一




なんにもなかった。だけどなんだか楽しかった。懐かしい時間。愛しい人々。吉田修一が描く、風薫る80年代青春群像。




<感想> ★★★★★

この作品の存在を知ったのは、本屋大賞のノミネートです。 面白そう

なタイトルだと思いましたが、作者を見てぶっくり  ファンと名乗れ

るほど吉田さんの作品を読んではいませんが、このコミカルなタイトル

とスタイリッシュな文体を操るの吉田さんが結びつきませんでした。


さて、そんな本書は主人公の横道世之介が大学進学のために長崎か

ら上京してきたところからはじまる典型的な青春小説です。 当時と現

在を交錯させたり、世之介の人物像を本人ではなく、周囲にいた人物

たちの視線で立体的に描くという手法が用いられていますが、主人公

が作家のプロフィールと重なるところや、コミカルな展開は奥田英朗

んの『東京物語』に似ていると感じました。 それを吉田修一らしくない。 

軽すぎる・・・・・などというのは簡単ですが、ともすれば純文学色の強か

った過去の作品をキャラクター小説として読んでいた私はそれほど違

和感なく読み進めることができたし、登場人物たちの現代を描く筆はま

ちがいなく吉田修一さんのものです。 


主人公たちが生きた時代や、その行動範囲がぴったりと重なる私は涙

が出ちゃうほど懐かしく感じました。 西武新宿線・中央線沿線。 村上

春樹にかぶれていると思われる従兄弟。 当時十人に一人ぐらいの割

合でいたバブル長者のお嬢様。 スカイメイト。 ハチ公物語。 カウチ

ンセーター。 ぴあ。 そしてアマンド前(←ちなみに今も営業してます)。 

とはいうものの、特定世代だけではなく、主人公に草食系男子という現

代風のキャラクターが与えられているので、世代を問わず楽しめる青春

小説に仕上がっているように思います。 


世之介と出会った人生と出会わなかった人生で何かが変わるの

だろうかと、ふと思う。 たぶん何も変わりはない。  ただ、青春

時代に世之介と出会わなかった人がこの世の中に大勢いるのか

と思うと、なぜか自分がとても得をしたような気持ちになってくる。



というわけで、すべての方におススメです。

 
07-24(土)

『リアル・シンデレラ』 姫野カオルコ

童話「シンデレラ」について調べていたライターが紹介された女性、倉島泉。長野県諏訪温泉郷の小さな旅館の子として生まれた彼女は、母親に冷遇され、妹の陰で育ったが、町には信州屈指の名家、片桐様の別荘があり、ふとした縁で、松本城下の本宅に下宿することになる。そこで当主の一人息子との縁談がもちあがり…。多くの証言から浮かび上がってきた彼女の人生とは?不況日本に暮らす現代人にこそ知ってほしい、新たなるドキュメント・フィクション。


<感想> ★★★★★

良くも悪くも、姫野カオルコさんの作風は個性が強いように思います。 本

書を含めて4作品が直木賞候補になっていますが、それ以前に芥川賞

きではないかとの選評もありました。 一方で読者は、お前ホントの姫野

ファンなら、電車の中でブックカバーをしないで堂々と読めよな!
的な

気合根性を求められるような気がします。   


さて、本書は語り手の「筆者」が、一人の女性の生涯を取材するという体

裁をとっています。 その女性の名は倉島泉。 彼女の周囲にいた人た

ちの証言を元に、その人物像を立体的に浮かび上げる手法ですが、ス

トーリー自体は特に大きな事件が用意されているわけでもなく平板といえ

ば平板です。 ただ、姫野さん独特のテンポのある文章は頁を捲る手を

容易に止めさせてはくれません。


 『ツ・イ・ラ・ク』でも感じましたが、独特の恋愛感も説得力があります。 

常に貧乏籤を引きながら飄々としている泉の心理をなかなか理解するこ

とができませんが、その背景には何があるのか?も読者を引っ張っていく

要素のひとつです。  個人的には、そんな泉が刹那に走ろうとする瞬間

を描くさまが巧みだと感じました。


この感想を書く前にたくさんの方々のレビューを拝見しました。 泉の生き

方をまったく理解できないという意見と、なんとなく理解できるという意見は

半々でした。 その点に関して、大いなる確信犯である姫野さんはほくそ笑

んでいるかもしれません。 


姫野ファンはもちろんのこと、高度成長期からバブル直前までの雰囲気を

味わいたい方におススメします。 ちなみに表紙の絵はポール・デルヴォー

(Paul Delvaux)
という画家の作品だそうです。

『リアル・シンデレラ』が出来るまで 姫野カオルコ

『リアル・シンデレラ』あとがき 姫野カオルコ
 
07-20(火)

「小さいおうち」 中島京子



赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキ。そして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは現代によみがえる。  第143回(平成22年度上半期)直木賞受賞作




<感想> ★★★★★

申し上げるまでもありませんが、本書は第143回(平成22年度上半期)

直木賞受賞作
です。 トリビュート作品の多い中島京子さんですが、こ

の作品は完全オリジナルです。


さて、かつて女中奉公をしていたおばあさんの手記という体裁をとって

いる本書の舞台は、昭和初期から敗戦までの東京です。  時代の流

れが最も激しかったこの期間においては、市井に生きるひとりひとりの

人生が即ちドラマです。 そのせいか作家には好まれ、この時代を舞

台にした小説は枚挙にいとまがありません。 


しかし、本書は丁寧に取材がされていることは感じられるものの、ドラ

マティックとは無縁に淡々とストーリーが展開していきます。 最近の

作品で言うなら、時代を旺盛に取り込んだ宮木あや子さんの『白蝶花』

のような作品が好みの私としては物足りなさを感じてしまいました。 さ

らに言うなら、直木賞決定前に同じく候補作だった姫野カオルコさんの

『リアル・シンデレラ』を、決定後に受賞作である本書を読みましたが、

勢いのある前者と比較して、イマイチかなぁ~と思ってしまったほどで

す。


そんな思いで、最終章の手前まで読み進めましたが、現代と過去の橋

渡しをする最終章の巧みさに唸っちまいました。 それまで語られた手

記を検証するカタチで明らかになる真実は、物足らないと感じていたエ

ピソードの裏側に、語られなかった想いがあったことを読者は知ること

になります。 せつなさが沁みてくるラストは、なんともいえない余韻を

残します。


最初に、混乱の時代を生きた人々の物語云々と書きましたが、中島

京子さんが描きたかったのは、単に女中を主人公にした女中物語

だったような気がします。 それは市原悦子さんが演じる現代の家政

婦さんではありません。 それを踏まえるなら時代設定は必然ですが

あくまで舞台装置に過ぎません。  そこをハズすと私のように前半を

冗漫と感じてしまうのかもしれません。 


現在重版待ちのようですが、気になっている方にはぜひおススメな一

冊です。 中島さんの前作は永井荷風、林芙美子、吉屋信子の作品

をトリビュートした『女中譚』ですが、それらも取り込んでいるように感じ

ました。 併せておススメしちゃいます。


女中譚

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作中で出てくるバージニア・リー・バートンの絵本↓

ちいさいおうち改版

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イタクラ・ショージ(板倉正治)で検索しましたが・・・・・(笑)
 
07-15(木)

=速報=第143回 芥川賞・直木賞決定


第143回(平成22年度上半期)芥川賞・直木賞の選考会が

本日午後五時から開催され、受賞作が決定しました。

 芥川龍之介賞 

赤染晶子さん 『乙女の密告』 (新潮6月号)

新潮 2010年 06月号 [雑誌]

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受賞者の略歴(文藝春秋)

候補作一覧



 直木三十五賞 

中島京子さん 『小さいおうち』

小さいおうち

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受賞者の略歴(文藝春秋)

他作品のレビュー

候補作一覧


中島さん、赤染さんおめでとうございます。


作品には関係ありませんが・・・

芥川賞候補だったシリン・ネザマフィさんが美しすぎます。

 
07-11(日)

『コイノカオリ』 角田光代・島本理生他


どんな恋にも、その時だけの特別な“カオリ”がある―ゆるくつけたお気に入りの香水、彼の汗やタバコの残り香、ふたりでつくった料理からあがる湯気―柔らかく心を浸す恋の匂いをテーマに、今、一番鮮烈な“恋の描き手”たちが集う。漂う6つのフレイバーが呼びおこすのは、過ぎ去ったあの日のこと?それとも ?6人のラブストーリーテラーが供する、せつなさのスペシャリテ。


<感想> ★★★★★

本書は恋愛にまつわる香りをテーマにしたアンソロジーです。 あらすじを

読むとストレートな恋愛小説をイメージすると思いますが、どの作品もしっ

かり抑制が効いています。 タイトルを・・・の匂いとせず、・・・のカオリ(香

り)としたのは大きな意味があると思います。 


さて、執筆陣は角田光代/島本理生/栗田有起/生田紗代/宮下奈都/井上

荒野
の各氏。 これだけの豪華メンバーだと、必要以上に期待してしまい

ハズしてしまうというパターンも予想されるわけですが、このアンソロジーは

その予想を裏切ってくれました。 栗田有起さんの描くキャラクターはおなじ

みの不思議ちゃんだし、角田光代さんも毒がしっかり出ています。 そして

井上荒野さんはエロシーンがないにも関わらず最高にエロいです。 いっけ

ん男の身勝手さを描いたような島本理生さんですが、男性的な読み方をす

るなら、それは若さだけが持ち合わせている偏狭さを巧みに表現しているよ

うに思います。  男は、そんな偏狭さに振り回されて後悔したり悩んだりす

るわけです。  このアンソロジーの読者の九割は女性だと思いますが、そ

のあたりを踏まえてお読みになってみてください。  ちなみに世の中の流

れは(ネタばれするので反転しときます→)熟女ブームっすよ。   


本書は前段で申し上げたとおりクオリティーの高いアンソロジーですが、そ

の中にあっても当時無名に近かった宮下奈都さんの『日をつなぐ』は別格

です。  結果的に言うなら、このアンソロジーは宮下奈都さんのために作

られたようなものです。  蛇足になるので感想は書きません。 興味のあ

る方はまず、お読みになってみてください。


ちょいと長くなりますが、文字を媒体とする小説という表現手段は最も古典

的で、他の表現手段(絵・音楽・映像)と比較するなら不利と言わざるを得

ません。 ただ、このアンソロジーのテーマになっている匂い(香り)に関し

ては、小説という表現手段がもっとも優れていることを改めて認識しました。 

小説の良さをご存知の方も、そうでない方もご一読をおススメします。
 
07-09(金)

「ティファニーで朝食を」 T・カポーティ


第二次大戦下のニューヨークで、居並びセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、駆け出し小説家の僕の部屋の呼び鈴を、夜更けに鳴らしたのは他ならぬホリーだった…。表題作ほか、端正な文体と魅力あふれる人物造形で著者の名声を不動のものにした作品集を、清新な新訳でおくる。


<感想> ★★★★☆

「ティファニーで朝食を」と言えば、このシーンです。 ご覧になった方も多い

と思いますが、原作は『冷血』で知られるT・カポーティです。 とりあえず、映

画観たし・・・・という感じで読んでいませんでしたが、小川洋子さんがベタ褒

めしていたので手にとってみました。 


さて、映画ではオードリー・ヘップバーンが演じていたホリー・ゴライトリー

すが、原作ではそのぶっ飛び振りがハンパではありません。 あとがきによ

れば、カポーティは映画のキャスティングを聞かされ難色を示したとのこと

ですが肯けるエピソードです。  そのキャラクターからは計算された小悪魔

や天真爛漫な天然さはなく、むしろ精神病質的な奔放さを強く感じました。 

それが映画との最大の相違点です。 


文章に関していうなら流麗という言葉がぴったりです。 私が読んだのは

上春樹
さんの新訳ですが、その文体とは明らかに異なっているので、オリジ

ナルの文体に限りなく近いのではないかと思います。 どうにもこうにもオー

ドリー・ヘップバーン
のイメージが強くて多少の違和感を覚えてしまいますが、

この流麗な文書を楽しむだけで580円を出す価値はあると思います。 

ティファニーで朝食を 【DVD】

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価格:1,351円(税込、送料別)




 
07-06(火)

深夜の衝動買い


仕事がとても辛いので、深夜に衝動買いしちまいました。


小さいおうち

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価格:1,660円(税込、送料別)



中島京子さんの新刊 直木賞候補



スコーレno.4

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価格:600円(税込、送料別)



アンソロジーに入っている短編読みました。 

この人タダモノではありませんぜ!



リアル・シンデレラ

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価格:1,785円(税込、送料別)



姫野カオルコさんの新刊 直木賞候補

楽天もアマ○ンも売り切れでしたが、B○1にありました。





買わなかったケド気になっている新刊。


「ひそやかな花園」 角田光代

24日発売予定

久しぶりの長編新刊。 新聞連載されていた作品です。

楽天ではヒットしませんが、アマ○ンでは予約受付中です。


終わらざる夏(上)

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価格:1,785円(税込、送料別)

     
終わらざる夏(下)

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価格:1,785円(税込、送料別)



浅田次郎さんの新刊 読み応えありそうです。


 
07-04(日)

6月の書籍代


ついさっき知りましたが、ニコニコ動画を貼れるようになったんですね。

最近見た感動系CMがあったので、試しに貼り付けてみます。

いずれも東京ガスの90秒CMです。



山菜篇。 孫の語り口が最高にいいです。


 

炒飯篇。 きたろうさんGJです。


またまた、さっき知りましたが、コメント欄の画像認証機能

も追加されてました。 これでスパムコメントも撃退?

           


というわけで6月の書籍代です。

8冊 6,840円

今月は豊作でした。

あえて一冊選ぶとすれば青山七恵さんの「かけら」です。

6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2540ページ

切断 (創元推理文庫)切断 (創元推理文庫)
もう少しくだけた感じの方が売れるんだろうと思いますが、私はこの方が好きです。 
読了日:06月24日 著者:黒川 博行
元職員 (100周年書き下ろし)元職員 (100周年書き下ろし)
楽しもうとしても常に不安がぱっくりと口を開けている。 それともその逆でしょうか?肝っ玉の小さい私は主人公の気持ちが手に取るように理解できました。 『悪人』のような派手さはないけど良質な作品だと思います。
読了日:06月19日 著者:吉田 修一
神去なあなあ日常神去なあなあ日常
この本スゴく売れてますよね。日本の林業を救うのは三浦しをんさんかもしれない…などと思いました。
読了日:06月16日 著者:三浦 しをん
かけらかけら
「びみょー」を具体的に表現するとこんなカタチになるのかなぁ~評判通りの作品でした。
読了日:06月09日 著者:青山 七恵
新宿鮫 (光文社文庫)新宿鮫 (光文社文庫)
ショルダータイプのケータイに時代を感じました。
読了日:06月07日 著者:大沢 在昌
女ともだち女ともだち
井上荒野さん巧すぎます。
読了日:06月05日 著者:井上 荒野,栗田 有起,角田 光代,唯野 未歩子,川上 弘美
羊の目 (文春文庫)羊の目 (文春文庫)
読了日:06月04日 著者:伊集院 静
1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
牛河なんていたっけ?と読み始めましたが、特異なキャラクターに引っ張られました。 BOOK1.2の助演男優賞はタマルでしたが今回は安達クミに助演女優賞をあげたいです。(笑)
読了日:06月01日 著者:村上 春樹

読書メーター
 
07-03(土)

第143回芥川賞・直木賞候補作品発表


第143回(平成22年度上半期)芥川賞・直木賞の候補作品が

発表になりました。


芥川賞候補作品

赤染晶子 「乙女の密告」(新潮6月号)

鹿島田真希 「その暁のぬるさ」(すばる4月号)

柴崎友香 「ハルツームにわたしはいない」(新潮6月号)

シリン・ネザマフィ 「拍動」(文学界6月号)

広小路尚祈 「うちに帰ろう」(文学界4月号)

穂田川洋山 「自由高さH」(文学界6月号)


詳細は文藝春秋社・芥川賞最新情報


柴崎友香さん鹿島田真希さんのお二人が3回目のノミネート。

赤染晶子さん広小路尚祈さん穂田川洋山さんは初ノミネートになります。

台風の目は二回目のノミネートになるシリン・ネザマフィさんあたりでしょ

うか?




直木賞候補作品


      


      

詳細は文藝春秋社・直木賞最新情報

こちらはお馴染みの作家さんばかりです。


最有力は直木賞シフトで作風を変えた道尾秀介さんかな・・・と思います。

個人的には中島京子さんに獲ってもらいたいです。 中島さんが先駆的

な役割を果たしている近代文学トリビュートは、もっと多くの人たちに

読まれるべきだと思います。

おぉぉー姫野カヲルコさん新作出ていたんですね。


いずれも選考会は7月15日(木)に開催されます。
 
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