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Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
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04-22(日)

たけのこ地獄


竹の子のシーズンです。

毎日、近所の人から竹の子をいただいているので・・・

竹の子ご飯、若竹煮、お味噌汁・・・

とにかく毎日の竹の子を食べています。 

さすがに飽きました 

竹の子といえばアク抜きをしなくてはなりません。

米のトギ汁が必要になりますが、我が家は数年前から無洗米です。 

トギ汁が出ないので、今の時季だけはフツーのお米を使っています。 

重曹でもアク抜き出来ると聞いたことがありますがどうなんでせうか?



というわけで、久しぶりにブック○フにお買い物に行きました 




直木賞ノミネート作です 




ホントは『邂逅の森』が読みたかったんだけど・・・
熊谷達也さんは初チャレンジです 




藤堂志津子さんも初チャレンジです 


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04-21(土)

撤去完了!


今日は午後から曇ったものの、午前中はいい天気でした 

毎年、この時期の晴れた週末にやっているコトといえば・・・・・

コタツの撤去です 

日記によると昨年は16日に撤去しています 

今年は暖冬で大活躍とは行きませんでしたが、ワンシーズンおつかれさま 

さて、今年のシーズンを振り返ると暖冬でしたが相当、空気が乾燥

していたようで、やたらと静電気ビリビリ  だったような気がします。 

洗濯物には柔軟材を使ったりもしたんだけど・・・

やっぱ体質もあるのでしょうか・・・?

コタツを片付けるころになると、静電気ともバイバイです 

これからは躊躇することなく、ドアノブに触ったり、クルマに乗り込んだり

することが出来ます。 ちょっとだけ幸せです(笑)
 
04-21(土)

「夜をゆく飛行機」 角田光代



どうしようもなく、家族は家族。うとましいけど憎めない、古ぼけてるから懐かしい、変わらぬようで変わりゆく谷島酒店一家のアルバム。直木賞受賞後、初の長篇。




<感想> ★★★★☆

先日『薄闇シルエット』の感想をUPした時に『対岸の彼女』以来の長編で

はないか?と書きましたが、実は昨年の7月に上梓された本書が授賞後初長

編にあたるようです(汗)

さて、角田光代さんと言えば作品に散りばめられた特有の毒のせいで、好き

嫌いがはっきり分かれる作家ですが、数少ない長編作品は毒を弱めて、読み

やすさを重点に置いて書かれているのではないかと感じます。 

そんな本書は四人姉妹の末っ子が語り手になっている酒屋一家の物語です。

一年365日に四季があるように家族にも四季があります。 その季節ごとに家

族の果たす役割は変化していくわけですが、一つの季節の終わりを情緒たっ

ぷりに描いています。 

のほほ~んとしている父親やユーモアたっぷりの語り口は『ちびまるこちゃん』

のそれを思わせます。 思えば『ちびまるこちゃん』が世代を問わず長く支持

されているのは、疎ましいと感じながらも、二度と取り返すことの出来ない日々

がそこにあるからなのかもしれません。

 
 
04-17(火)

「いつか王子駅で」  堀江敏幸


背中に昇り龍を背負う印鑑職人の正吉さんと、偶然に知り合った時間給講師の私。大切な人に印鑑を届けるといったきり姿を消した正吉さんと、私が最後に言葉を交わした居酒屋には、土産のカステラの箱が置き忘れたままになっていた…。古書、童話、そして昭和の名馬たち。時のはざまに埋もれた愛すべき光景を回想しながら、路面電車の走る下町の生活を情感込めて描く長編小説。


<感想> ★★★★☆

著者の堀江敏幸さんは01年『熊の敷石』で第124回芥川賞を授賞しています。

それほどメジャーな作家さんではありませんが、本書に関しては、いつもお

邪魔しているブログの管理人さんお二人が、感想をお書きになっていたので

前から気になっていました。

さて、特に事件も起きることもなく淡々と進んでいく展開は退屈と言えば退

屈ですが、エッセイ風の文体で綴られるブンガクや競走馬の話は、昭和の私

小説という感じで、舞台が現代であるにも関わらずやたらと懐かしい感じを

受けました。 昨今、この手の作品は極端に少ないので、お若い方であれば

逆に新鮮に感じられるかもしれません。

しかし、本書が最も優れているのは舞台になる王子駅周辺と、古くからそこ

で暮らす人々がいきいきと描かれている点です。 個人的に王子周辺はまっ

たく土地勘がないので何ともいえませんが、ご存知の方なら感慨深く読むこ

とができるのではないかと思います。 

かつて、都内を縦横無尽に走っていたちんちん電車(都電)ですが、今も運

行しているのは三ノ輪(浅草)と早稲田(新宿)を結ぶ一路線のみ、王子駅

はその中ほどに位置しています。 

読み終えると都電に乗りたくなる。 そんな一冊でした。

 
04-14(土)

停電じゃん・・・


久しぶりの土曜お休みですぅ~ 

ホントは出勤しないといけない状況なんだけど、先々週のめまい

以降体調がイマイチなので思い切って休みました。 

週明け以降のことは考えないようにします・・

今日も我が家は私一人なので、朝イチで洗濯モノを干してボォ~と

TVを観ていたら・・ブチッとTVが切れました 

ついにTVも寿命か  とあちこち叩いたけど反応ナシ

んじゃ、パソでも・・・と思ってパソを立ち上げても反応なし、速攻で

冷蔵庫に駆けつけて、ドアを開けると中は真っ暗・・・・

停電!

思えば、私が子供の頃は停電なんて日常茶飯事でした。 

時々、夜中にブチッと電気が切れて(しかもなかなか復旧しない)

家中パニックになると父親が「みんな落ち着け!」なんて言ったり

して・・・・・今思うと父親が威厳を保つための行事だったような気がします。

どうせスグ復旧するだろうと思って、お昼寝開始・・ 

洗濯終わっててヨカッタ・・

目覚めると復旧していました。

冷蔵庫の中に入っている松坂牛とマグロの大トロが無事でヨカッタ 
というのはもちろんウソです 
 
04-14(土)

「ハミザベス」 栗田有起



はたちになる直前、ハムスターとマンションを相続した、まちる。実家を出て、一人暮らしを始めるが…。奇妙な設定を静かなユーモアで包んだ、注目作家のデビュー作ほか『豆姉妹』収録。第26回すばる文学賞受賞作。



<感想> ★★★★☆

『お縫い子テルミー』『オテルモル』なんじゃらほい?というタイトルの作品

が多い著者ですが、表題作はそんな著者のデビュー作です。 ちなみにハミザ

ベスとは主人公が飼っているハムスターの名前です。 

さて、本書で栗田有起さんの作品を5作読んだことになります。 延々と続く

会話やサクサクとした文章はかなり斬新ですが、ドロドロフェチの私としては

若干の物足らなさを感じていたのも事実です。 しかし、5作目で気がついた

のは、ドロドロしたものをドロドロとして描くことをかなり意識して避けてい

るのではないか?という事です。 その点では川上弘美さんの作品に近いもの

を感じます。 加えてユーモアのセンスはピカイチです。 表題作もそこそこ

笑えますが『豆姉妹』はところどころ吹き出してしまいました。 

たしかにアフロは重大な過失ではありません。


 
04-13(金)

「空飛ぶタイヤ」 池井戸潤


トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。自動車会社、銀行、警察、週刊誌記者、被害者の家族…事故に関わった人それぞれの思惑と苦悩。そして「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともにたったひとつの事故の真相に迫る、果てなき試練と格闘の数か月。


<感想> ★★★★★

あちこちのブログ書評を拝見した限りでは、該当ナシだった前回の直木賞ノ

ミネート作品の中では最も評判のいい作品です。 二段組500頁弱という

長編ですが、読み出したら止まりません。 寝食を忘れて・・という表現が

ありますがまさしくそれに当てはまる王道のエンターテイメント作品です。 


本書に関しては企業小説という評もありますが、基本的には町の小さな運送

会社が巨大な企業に挑むという構図です。 運送会社で働く社員やその家族、

そして事件に関わる人々が丁寧に描かれているので、企業小説というと退い

てしまう読者にもオススメできます。 

しかし、本書が持つ圧倒的な迫力は実際の事件を下敷きにしている点です。

巻末にフィクションであると断り書きがあるので、事件の詳細には触れませ

んが、あの事故の第一報を聞いた私たちはどのような感情を抱いたでしょう

か?悪質なドライバー、杜撰な運行や整備をしている町の運送業者・・・。

まさに不条理としか言いようのない事故で死亡した被害者や被害者の家族の

ことを思った時、彼らに強い怒りを感じたのではないでしょうか?

しかし、その真実は・・・・。


残念ながら弱者は強者の圧倒的な力の前でしばしば屈服してしまいます。 

それは事実ですが、その裏に隠された真実が明らかになった時、それはいと

も簡単にひっくり返ってしまいます。 それは水戸黄門的な展開で、そこで

得られるのはありがちなカタルシスだと言ってしまえばそれまでですが、そ

こには作者の痛烈な批判が込められているようにも感じます。 


世代、性別を問わずオススメしますが、昨今叫ばれているコンプライアンス

という言葉にインチキ臭さを感じている方に強くオススメします。

 
04-08(日)

行動計画


土曜日の午後、急遽エライ人に本社に呼び出されて

一週間の行動計画を月曜までに作成してメールしろ!!

というお達しを受けたので、ただいま作成中です・・・ 

昼間、マツキヨに行ってる場合じゃなかったなぁ~

疲れてきたので、読書の行動計画も・・・




二段組500頁弱で難航しそうなので、月~木で読み終える!




二ヶ月近く積読になっています、木~土で読み終える!!


来週も休めるのは日曜だけです・・・

ストレスを発散  しながらお仕事頑張りますぅ~


 
04-08(日)

男のこだわり


同年代の女性と話していると、それぞれのこだわり

というものを持っているなぁ~と感じることがあります。 

洋服や靴、バッグだったりするわけですが、同世代の男性から話

を聞くとそんなのねぇ~よ!という声が返ってきます。 

ちょっと前なら車にこだわりをもっている人もいましたが

そういう人に限って今は軽自動車に乗っていたりします。

まぁ~それがオッサンというものなのかもしれません。 




先日、お蕎麦屋さんでカンピース(ワンピースではない)を持ち歩く爺

さんを目撃しました。 ピースは箱入りもありますが、ある年齢以上に

なると缶にこだわる人が多いようです。 




さて、そんな私ですが、唯一のこだわりは・・・・

これ↓



安売りだと380円ぐらいですが、時々、奥さんが198円のどう

でもいいトイレットペーパーを買ってくるとトホホ・・と思ってします。 

香水入りなのでトイレもいい匂いだし、激安品と比較すると

メートル数もきっちりしているので長持ちします。 

というわけで、在庫が少なくなってきたので、奥さんに

激安品を買われちまう前に、マツキヨに行って来ます。





↑ ワンピース



缶ピース

↑カン(缶)ピース

 
04-07(土)

「大きな熊が来る前に、おやすみ。」 島本理生


徹平と暮らし始めて、もうすぐ半年になる。だけど今が手放しで幸せ、という気分ではあまりなくて、むしろ転覆するかも知れない船に乗って、岸から離れようとしている、そんな気持ちがまとわりついていた―。新しい恋を始めた3人の女性を主人公に、人を好きになること、誰かと暮らすことの、危うさと幸福感を、みずみずしく描き上げる感動の小説集。切なくて、とても真剣な恋愛小説。

<感想> ★★★★★

島本理生さんの新作です。 おそらく今週最も多く感想がUPされている本で

はないかと思います。 第135回芥川賞にノミネートされた表題作のほか『クロ

コダイルの午睡』『猫と君のとなり』の三作が収められている作品集です。


まずは表題作の『大きな熊が来る前に、おやすみ。』 ひとことで言えば、とに

かく重い作品です。 とは言うものの島本作品は、ある種の重さや暗さを湛えた

「沼」を核にしたものが多くて、そこが魅力になっているのも事実です。 

では、この作品の相違点は?と問われればその「沼」を直接的に描いているか

否かです。 喩えるなら従来の作品では「沼」は林の向こうにあって見ること

は出来ないけど、その気配が物語全体を支配しています。 それと比較する

なら、この作品では「沼」自体をストレートに描いています。 この作品の異

様な重さの要因はそこです。 それをどう判断するかは読者次第ですが、従来

の読者であれば若干の違和感は拭えないと思います。


『クロコダイルの午睡』は、ジェーン・バーキンを聴いているジミ目な女の子が

主人公です。 前半は従来の島本作品と変わることはありませんが、あのラスト

は・・・・。 角田光代チックな展開に退いてしまう読者もいるかもしれません

が、個人的にはかなり好きです。 文章の巧さも一番際立っているように思い

ます。


最後の『猫と君のとなり』は、この作品集のための書き下ろしだと思います。 

暖かで心の温まる作品で、作品集全体のバランスを整える役割を担っています。 


10代でデビューして20代の前半の現在、巷では老成した作家と言われる島本理

生さんですが、本書を読む限りでは、作家として真っ当な道を歩んでいるよう

な気がしました。 

一年半ぶりの新作でしたが、『新潮』の3月号に250枚の作品を掲載している

ので次回作の上梓も遠くないと思われます。

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04-05(木)

楽天ブックスやア○ゾンのアレ


一昨日、注文してあった本が届きました。

楽天にしろアマ○ンにしろ、通販でモノを買うときに憂鬱なのが

包装に使われている段ボールです。 

商品を傷つけないようにする配慮だと思いますが、処分にコマっちまいます。

BOOKS

↑処分にコマっちまう「楽天ブックス」の段ボール 

5冊ぐらい注文すると引越しかよ!という大きな箱で・・・


私の住む町はリサイクルごみを出せるのは月一回です。

それまで部屋の片隅で保管しておくわけですが、それは・・・・

また何か買った 

という決定的な証拠でもあります。

基本的にはわたしの可処分所得(おこずかい)で買っているので、文句を

言われる筋合いはありませんが・・・・

ったく・・・・ 

という捨てゼリフを奥さんに吐かれてしまいます 


しかし、今回の包装は耐水性の加工をした紙袋でした。 

内側には、緩衝材(プチプチのやつ)が貼ってありました。


books f

↑処分が簡単な「楽天ブックス」の袋 


これなら、誰にも気づかれることなくフツーのゴミと一緒に出せます 

今日は午後から仕事なので、出かける前に処分しておきます 

 
04-04(水)

「白昼の死角」 高木彬光


明晰な頭脳にものをいわせ、巧みに法の網の目をくぐる。ありとあらゆる手口で完全犯罪を繰り返す“天才的知能犯”鶴岡七郎。最後まで警察の追及をかわしきった“神の如き”犯罪者の視点から、その悪行の数々を冷徹に描く。日本の推理文壇において、ひと際、異彩を放つ悪党小説。主人公のモデルとなった人物を語った秘話を収録。


<感想> ★★★★☆

ライブドア事件で元社長が逮捕された時に、その類似性から敗戦直後に起きた

光クラブ事件がメディアで取り沙汰されました。 

本書は光クラブ事件について詳しく語られているとの評もありますが、それは

物語の導入部に過ぎません。 主人公は光クラブ事件の生き残りである鶴岡七

郎。 著者はこの主人公に関して、確たるモデルがいると明言していますがネ

ットで調べた限りその真偽は定かではありません。  


下敷きにした事実があるのか、それとも完全なるフィクションであるかは別に

して、敗戦直後の金融不安に乗じて、経済犯罪に手を染める主人公の斬新な手

口や法の目をかいくぐる様は、多少の荒唐無稽さは拭えないものの構成も巧い

し、スピード感のあるストーリー展開は、時代を感じさせない超一級のエンタ

ーテイメントと言っても過言ではありません。  

しかし、本書がそれ以上に優れているのは、アプレゲールと呼ばれた主人

公達の内面があますことなく語られている点だと思います。 敗戦により戦前

のさまざまな権威が失墜していなかで、価値観は大きく変化していきます。 

その混沌とした時代の中で、時代の寵児ともてはやされた彼らは何を考え、何

を感じていたのか? 奇しくもそれは、冒頭に引き合いに出した事件の関係者

の言動と一致します。 

バブル崩壊は経済面で第二の敗戦であるという論評があります。 第一の敗戦

を生きた彼らの生き様は、現代を生きる私たちの姿を客観的に見せてくれるよ

うにも思います。


1960年(昭和35年)に出版された本書は絶版状態でしたが、二年前に新装版と

して出版されました。 文庫850頁はかなりの厚さで、専門的な経済用語も数

多く出てきますが、『ナニワ金融道』がお好きな方であれば、難なく読みこな

せると思います。


 
04-01(日)

島本理生さんの新刊


昨日、リンク先におうかがいして島本理生さんの新刊情報をゲットしました 

新刊は『ナラタージュ』『一千一秒の日々』以来、二年ぶりです 

早速、ネット注文しちまいました 



kayokorinさんありがとうございます 



さらに、書店で探しても見つからなかった二冊も・・・

    

『お縫い子テルミー』はどこの本屋さんにもありますが・・・





前回の直木賞ノミネート作の中では一番評判がいいので・・・・


 
04-01(日)

「椰子・椰子」 川上弘美・山口マオ


妊娠中のもぐらと一緒に写真をとったり、町内の縄文人街を散歩したり、子供たちを折りたたんで押入れにしまったり、中くらいの災難に見舞われ一時乳房等の数が二倍になったり。奇想天外でヘンテコで不気味な出来ごとが、次々と繰りだされる日常を、ごく淡々と送る女性の、ユーモラスな春夏秋冬。一足踏みいれたらきっととりこになる、とっぷりと心地よい「椰子・椰子」ワンダーランド。

<感想> ★★★★☆

作品も面白いし、ビジュアル的にも美しい川上弘美さん。

あくまで私個人の意見ですが、現代作家四天王のお一人と言っても過言では

ないと思います。 そんな川上弘美さんの作品でも初期の作品にはなかなか

手が出ません。 芥川賞を授賞した『蛇を踏む』がまったく理解できなかっ

たせいです。 


さて、本書も『蛇を踏む』と同じ系統のうそばなしです。 

町内会副会長の殿様が町内会費を集めに来たり、裏祭りに行って裏妻とけん

かをしたり・・・基本的には何の脈絡もないワケのわからない話です。 

読書の楽しみに読み解くという行為がありますが、それに拘っていると作品

を楽しむ余裕がなくなってしまうものだと感じました。 新作の『真鶴』も

そうですが、読むのではなく感じる。そんな姿勢で臨めば川上さんの初期作

品を充分に堪能できると思います。  

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