プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
読書傾向はフリーエリアの円グラフを見てください。 サイトのご案内

フリーエリア
ひとこと掲示板
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

-----(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
08-28(月)

「ピンク・バス」 角田光代  角川文庫

ピンク・バス
子供を妊娠し浮かれているサエコの家に、夫の姉・実夏子が突然訪れる。長い間消息不明だったという実夏子は、そのまま勝手に住み着いてしまった。真夜中に化粧をしたり、冷蔵庫のハムを丸ごと食べたり、と不審な行動を繰り返す実夏子。何も言わない夫に苛つき、サエコの心はかき乱されていく…。出産を目前に控えた女性の心の揺れを描いた表題作ほか、一篇を収録。瑞々しい筆致で描き出された、心に染みる極上中篇集。

<感想> ★★★☆☆

今日は『図書館の神様』の感想をUPしようと思いましたが、何ゆえか角田

光代さんの感想が多数UPされているので、今日読み終わった『ピンク・バ

ス』の感想に変更します(笑)

さて、本書は93年に出版された初期の作品です。 個人的に初期作品に

対して純文学系が多くてアタリ、ハズレがあるというイメージを抱いてい

ます。 一度しか読んでないのでアタリかハズレか判断がつきませんが、

今まで読んだ角田作品の中で一番難解であることは間違いないと思います。

妊婦が主人公の表題作は、夫の姉がいきなり住み付いてしまうという角田

作品ではありがちな設定ですが、この姉が主人公の分身のように描かれて

います。 女性が妊娠、出産を経て母親になるというのはかなりの一大事

だと思います。 その過程で生じる過去との訣別や清算がテーマになって

いるように思いますが、正直言って私の貧弱な読解力ではイマイチ読み解

くことが出来ませんでした。 女性だと違った読み方が出来るのではない

かと思いますが、胎教に悪いので妊婦さんは読まないほうがいいと思いま

す。 「死」がテーマになっているもう一作は、なかなか巧いと思います

が、全体的に暗さが目立つ作品です。 

二作とも、さらに精進した後、再読したいと思います。 
スポンサーサイト
 
08-26(土)

文芸部の謎


あとで感想をUPするつもりですが、瀬尾まいこさんの『図書館の神様』

を読みました。 ストーリーを要約すると、一人しかいない文芸部の

顧問になる体育会系高校教師をめぐる再生の物語というところです。 

お読みになった方は、お判りになると思いますが、読んでいると自分

の通っていた高校の図書室が、ありありと浮かんできます。 



旧校舎の三階の端。 必要以上に日当たりのいい室内は、古い本の匂い

と日なたの匂いが混じった独特の空気で満たされていました。

外からは、野球部がノックをする金属バットの高い音。 

四階からは軽音楽部が奏でるドラムの低い音。 

三年間図書委員だった私は、週に一回貸し出し係として、そこで放課後

を過ごしていました。 


しかし、私が通っていた高校はいわゆる公立底辺校というやつです。

数少ない運動部の生徒は自らの限界に挑戦することで青春の汗を流して

いましたが、大半の生徒は悪行を重ねることで自らの青春に彩を加えて

いました。 当然ながら、そんな熱病に冒された生徒達に図書室に行く暇

などあるはずもありません。 


私が、何ゆえ誰も来ない貸し出しコーナーに座って貴重な放課後をそこで

過ごさなければならないのか?という結論にいたるまで、さして時間はか

かりませんでした。 

ホンネを言えば、私のような読書バカには、快適このゆえない空間でしたが、

当時の私には「人前で本を読む奴=サイコーにだせぇ奴」という公式が成り

立っていてココで本を読んだ記憶はありません。 

出来ることなら貸し出し当番などサボって、帰宅部員として青春の1頁に

多少の痛みと彩を加えるべく充実した放課後を過ごしたあと、自宅に帰り

密かにゆっくり本が読みたい・・・と考えていました。 


しかし、そんな純朴な高校生の思いを阻む集団が、いつも図書室の隅に陣

取っていました。 

常時10名を上回るコトがない女子の集団の正体は文芸部

さらに悪しき慣習として文芸部の部長が図書委員長を兼ねるというルール

があり、委員長の監視下、気弱な私に図書委員の責務を放棄する勇気な

どあるはずもなく、結局、三年の夏休み前まで貸し出し当番を続けてい

ました。 禁帯出の本を無断で貸し出す見返りにジュースをもらったり、

夏休み中の蔵書点検を手伝ってもらったり、それなりに交流がありまし

たが、自らの思いこみで成立させていた公式に則って

「オレ図書委員だけど、別に本なんて読まねぇしぃ~」

的なスタンスを取っていたために文芸部の活動内容についてはノータッチ

でした。 

文化部で唯一、朝練のあった体育会系の吹奏楽部。

名前だけは高尚だけど、実はアニメオタクの巣窟だった美術部。 

今考えると誰も従事者免許を持っていなかったと思われるアマチュア無線部。 

天体ドームを喫煙所として使っていた天文部。 

案外、真面目に活動していた書道部。 

↑あくまで私の通っていた学校のことですよ(汗)

しかし、作品をノートに書き写したり、文化祭が近づくと模造紙に何か

書いていたりするのを、そばで見ていながら文芸部がいったい何をしていた

のかは今もって謎です。 素直になれなかった代償かもしれません(笑)


私は高校時代、文芸部に在籍していたという方、文芸部の活動に詳しいと

いう方がいらっしゃれば教えてくださいませ♪


 
08-26(土)

「チーム・バチスタの栄光」  海堂尊著 宝島社

チーム・バチスタの栄光
東城大学医学部付属病院は、米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、桐生恭一を臓器制御外科助教授として招聘した。彼が構築した外科チームは、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、通称“チーム・バチスタ”として、成功率100%を誇り、その勇名を轟かせている。ところが、3例立て続けに術中死が発生。原因不明の術中死と、メディアの注目を集める手術が重なる事態に危機感を抱いた病院長・高階は、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口公平に内部調査を依頼しようと動いていた。壊滅寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的状況。そしてチーム・バチスタ・メンバーの相克と因縁。医療過誤か、殺人か。遺体は何を語るのか…。栄光のチーム・バチスタの裏側に隠されたもう一つの顔とは。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

<感想> ★★★★☆

医療の現場を舞台にした作品は数多くありますが、昨今はコミックで描かれる

ことが多いように思います。 コミックのわりには重すぎる・・・・という意

見の多い『ブラックジャックによろしく』。 本書で扱っているバチスタ手術

がリアルに描かれている『医龍』。 ブームという側面とあると思いますが、

レベルの高さで言えば活字を凌駕していると言っても過言ではありません。 

そんな現状でこのジャンルを描くのはかなり勇気のいることではないかと思い

ます。

さて、著者の海堂尊さんは現役の医師で本書がデビュー作です。 

最近、耳にすることの多いバチスタ手術とはどういうものか?どのように行わ

れるのか?という興味を満たしてくれますが、正直言って前出のコミックを読

んでいるとあまり目新しいものとは感じません。 それを前提にするなら本書

の真骨頂はキャラクターの造形にあると思います。 「俺」という一人称語り

で、狂言廻しの役割を担っている窓際講師の田口。 そして調査のために厚労

省から派遣されてくる白鳥。 この二人を巧く絡ませて読者をぐいぐい引っ張

っていく展開は圧巻です。 シリーズ化を強く希望します。


ブラックジャックによろしく(1(第一外科編))  

医龍(1)

 
08-21(月)

角田光代さんのブログ形式のコラム


今日はちょいと事情があってお仕事をお休みしました 

おかげで  高校野球もばっちり  

結局、早実が勝ちましたが、 駒大苫小牧のラストバッターは

投手の田中選手  ちょっと因縁めいたものを感じました 

勝敗にかかわらず、楽しませてもらいました 

ネット  をぐるぐるしていたら角田光代さんの

ブログ形式コラムをみつけました 

角田光代「日々のふち」

さて、そろそろ晩ご飯  の支度でもいたしませう 


 
08-20(日)

甲子園と今日のお買い物


 駒大苫小牧と早稲田実業の決勝戦 

15回延長引き分けで再試合になりました 

なんか今年の高校野球は最後までスゲェ試合が続きます 

ちなみに決勝戦引き分け再試合は1969年(昭和44年)以来37年ぶり 



というわけで今日のお買い物 



誰か

三年落ちですが、105円コーナーで発見 



チーム・バチスタの栄光

ついにブック〇フで巡り合うことができました 



図書館の神様

瀬尾まいこセンセイにハズレなし 


ぶらんこ乗り

最近みなさんのところでお名前をよく目にするので・・・

いしいしんじさん初チャレンジです 




あしたはうんと遠くへいこう  ピンク・バス

角田本が大量に105円コーナーに移籍してました。

目指せ!西村京太郎(笑)


 
08-18(金)

「風に舞いあがるビニールシート」 森絵都著  文藝春秋

風に舞いあがるビニールシート


愛しぬくことも愛されぬくこともできなかった日々を、今日も思っている。大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。
【目次】 器を探して/犬の散歩/守護神/鐘の音/ジェネレーションX/風に舞いあがるビニールシート


<感想> ★★★★★

本書は第135回直木賞を受賞した『風に舞いあがるビニールシート』を含む、

6編が収められた森絵都さんの作品集です。 児童文学から徐々に作品の幅

を広げてきた森さんですが、本書に納められた作品は、いずれも大人が主人

公。『いつかパラソルの下で』を踏襲した作品です。 しかし、その作風は様々。

仕事と恋愛の狭間で揺れる独身女性が主人公の「器をさがして」 迷いながら

も自分の信念を貫こうとする主婦を描く「犬の散歩」は、昨今の女性作家によ

って最も描かれているジャンルですが、大学の二部に通う30代の男性と学

内で伝説と化している社会人女子学生を描く「守護神」 二人の営業マンが

主人公の「ジェネレーションX」は、男性読者を意識した作品だと思います。 

やりたいことはたくさんあるけど、仕事に振り回されて・・・という方にオススメ

です。 私はかなり沁みました(笑)

さらに特筆すべきなのは「鐘の音」。 

かつて仏像修復師を目指していた初老の男性がその時代を振返るという設定で

すが、純粋すぎるが故に挫折してしまう主人公の内面を緻密に描く一方で、と

もすれば偶像崇拝の対象にしかなりえない仏像の美や神秘性を官能に置き換え

て大胆に描いています。 おぉぉぉ~と唸るぐらい巧い作品です。 

さて、受賞作の「風に舞いあがるビニールシート 」は、難民問題を扱う国連の

組織に勤務する男女の物語です。 この作品に関しては、私の拙い感想や余計

なあらすじは蛇足以外の何ものにもなりえません。 あえて言うならパーフェ

クトな短編小説とだけ申し添えておきます。 

本書は、それぞれの物語に様々な年代の主人公を配していますが、どの作品も

力強いあたたかさがテーマになっていて読後感は最高です。 

個人的には今日現在、今年のベスト1 

すべての方にオススメです♪♪♪




 ついしん 

おかげさまで、パソコン  復活しました 

エアスプレーでキーボード挟まっていたモノを除去しました。

ノートパソコンをお使いの方は、一本常備しておくといいかも・・・



エアブロアー【CN-TK03】




 
08-15(火)

「S」の暴走


【中古品】NEC LaVie L PC-LL5006D■【一部破損の為、低価格で!】動作良好のWindowsXPノートパ...

どうやら  ↑ が壊れてしまったようです 

キーボードの原因があるらしくて、どこも押してないのに「S」が勝手

に入力されてしまいます。 文字の入力画面になるとsssssssssss

sssssssssssssssssssssが、どこまでも続いてしまいます。 

それ以外でも、コマンドとして「S」が入力されてしまうので、立ち上げ

や終了もままなりません。 

あちこちで調べてみたら外付きのキーボードを使えば解消されるようです。 

値段は2,000円ぐらいからあるようですが、給料日前  だし電器屋さん

に行く時間もありません・・・

ちなみに今日は、古い  でアクセスしていますが、この  は、

容量が小さくてしばしば強制終了してしまうので恐ろしくて長文UPが

できません・・・・・ 

風に舞いあがるビニールシート


↑サイコーにヨカッタです♪

本格的にアクセスできるようになったら感想をUPします 


 
08-12(土)

終了まであと一日・・


昨日から  夏休み突入という方が多いようですが、

私は明日が夏休み最終日となります 

今日も午後から出かけようと思ったんだけど    

怖いので引きこもってました 

結局、何もしないで     の日々が続きました  

これから夏休みの方は気をつけてくださいませ 


        

さっき  を立ち上げて昨日の  アクセスを見たら527でした  

普段は更新しても200弱なのでちょっとぶっくり 

アクセス数多いのは嬉しいけど、想定以上に多いと不安になってしまいます 

 ブログを通じて、自分が典型的な

小市民であることを再確認した次第です 


      


明日は社会復帰へのリハビリとして、いつもどおり6時に起きようと思います 


 
08-11(金)

昭和を感じる横浜


氷川丸

写真は「デジタル楽しみ村」様よりお借りしました


夏休み7日目になりました。 

以前日記で餘部に行きたい・・・と書きましたが、毎日子供の夏期講習の

送り迎えはあるし、お金はないし・・で夢と化してしまいました。 

長男は友達と沖縄に行くと騒いでいますが、私に残された夏休みはあと

二日です。 そこで行こうかなぁ~と思っているのが、かなり近場です

が横浜です。 横浜もいろんなスポットがありますが、オススメはなん

といっても山下公園の周辺です。 個人的には昭和という時代の匂い

が一番感じ取れるスポットではないか思います。



まずは山下公園の正面にあるホテル・ニューグランド

写真↑に写っている一番大きな建物が新館のタワーですが、オススメ

はその左側にかすかに写っている本館。1927年(昭和2年)の創業当時

のままの姿で営業を続けています。 大階段を上がった二階のロビーは、

昭和初期のイメージがそのまま残されています。 フロントがタワー新

館に移っているせいか、私はここに人がいるのを見たことがありません。 

過ぎ去った時間の中で繰り広げられたドラマに思いを馳せるのもいいか

もしれません。 終戦直後は駐留軍に接収され、将校専用の滞在施設と

して利用されていたようです。 ホテルの歴史

一階にあるカフェは窓から山下公園がよく見えます。 コーヒー600円は

おぉぉ~ですが、お代わり自由です。 
 



ホテル・ニューグランドに遅れること3年。1930年(昭和5年)に竣工

したのが、写真中央に写っている氷川丸です。 

夏場はビアホールで賑わっていますが、見学コースが設けられています。

こちらも入場料800円とちょいと高めですが、船底のエンジンルーム

から操舵室まで、ゆっくり見てまわると二時間弱ぐらい楽しめます。 

特に印象的なのは一等船客が利用していた客室やロビー。 当時として

は斬新だったアールデコ様式がふんだんに採用されていて、かなりゴー

ジャスな造りになっています。 竣工後、すぐに太平洋航路に投入され

た氷川丸ですが、戦時中は海軍に病院船として徴用され、終戦後しばら

くは復員船に・・・。数多くの将兵や民間人がこの船で故郷に帰ってき

ました。1953年(昭和28年)再度、客船として太平洋航路に復帰。 

1960年(昭和35年)文字通り、昭和という時代の荒波に翻弄され続けた

船はその役目を終え、1961年(昭和36年)から山下公園に繋留されてい

ます。 氷川丸のおいたち 

夏休み中はともかく、平日なら人もまばらです。

船内はうす暗いので一人になっちゃうと、ちょっと怖いです。

軽井沢の旧三笠ホテルに行った時も感じたんだけど・・・・

ちょっとだけ・・・

何か・・・

いるような・・・・

気が・・・・・

まぁ~気のせいでせう・・・

たぶん・・・・


 
08-10(木)

「犬のしっぽを撫でながら」  小川洋子著  集英社

犬のしっぽを撫でながら

『博士の愛した数式』著者による待望の新エッセイ集。ベストセラーのテーマともなった数字にまつわるエピソードはもちろん、野球、犬、本、アンネ・フランクなど幅広いジャンルを縦横に語る。中でも親譲りの阪神ファンとしての熱狂ぶりには驚かされ、微苦笑を誘われる。(松)(『ダ・ヴィンチ』より)



<感想> ★★★★☆

本書は小川洋子さんのエッセイです。 書下ろしではなく、あちこちに書か

れたものを一冊にまとめたものです。 そのせいか断片的ですが、それらを

繋ぎあわせると作家としての小川洋子さん。 阪神ファンで子供の野球の応

援に行ったり、町内会費の集金やラジオ体操のカードを配りに行ったりする

生活者としての小川洋子さん。 その両面を垣間見ることが出来てファンと

してはうれしい一冊でした。 

最近の作品では、なんとなく小川洋子さんのパーソナリティのようなモノも

うかがえるし、先日は『王様のブランチ』(関東ローカル番組です)に出演

なさっていました。 しかし、初期からのファンは「こんな小説書く人って

いったい・・・」という思いが強いと思います。 その点では、謎に迫る一

冊だと申し上げても過言ではありません(笑)

 
08-08(火)

ぷすぅ


今日は雨模様でしたが、午後から実家に行ってきました 

普段はなかなかゆっくりできませんが、夏休み中なので10時過ぎ

までゆっくりしてきました  夏休み中はゆっくりモードです  

時間を気にせず過ごせると言うのは最高の贅沢ですね 

家に向かって  を走らせていると、どうもイマイチ

エンジンの回転数が上がりません。

ぎゃ~もしかしたら・・・

ガソリン


こんなコトになってました 

24時間営業の  までは10キロ以上あります 

しかも、そんな事態に気がついたのは、すげぇ  山奥です・・・

こんなところで止まってしまったらいろんなモノ 

       に遭遇してしまうキケンが・・  

こういう状況に置かれると野犬の遠吠えさえ

狼の咆哮に聞こえてしまうというものです 

久しぶりに味わう


恐怖のズンドコ



即座にエアコンを切って、エンジンの回転数を2,000回転以下にキープ

ぷすぅ~

っと音がして二回ほど止まりましたが、なんとか山を降りて 

 の灯りを見た時にはすっかり脱力してしまいました。

前に日記に書いたかもしれませんが、

この恐怖を味わったのは3度目です  

10年前には、完璧に動かなくなってしまいました

しかも深夜3時ごろ・・・ 

ミドルクラス以上の車にお乗りの方は警告灯  が着いて

いるようですが、軽自動車にそんなものは着いていません 

軽自動車ユーザーのみなさんは気をつけて下さいマセ・・・


自動車を検索していたら、初めて買った車の画像がありました 

売っているらしい・・・

旧車 絶版車トヨタ/カローラ/レビン1600ツインカムTE71/2TG搭載車!   (同型車次回入庫予想...
 
08-07(月)

「エコノミカル・パレス」 角田光代著  講談社文庫

エコノミカル・パレス

34歳フリーター、「タマシイのない仕事はしたくない」と、年下の同棲相手は失業中。エアコンは壊れ、生活費の負担は増えていく。どんづまりの生活を変えたのは、はたちの男からかかってきた「テキ電」―私はちゃちな恋をした。生き迷う世代を描き、フリーター文学とも呼ばれた著者の転換点となった傑作。



<感想> ★★★★☆

直木賞受賞以前の角田光代さんは、フリーターを主人公にした作品を

数多く書いています。 私と同世代の角田さんが社会に出たのはバブ

ルの真っ最中。 仕事は溢れるほどあったし、組織に属するより自分

の好きなコトを・・のような雰囲気がありました。 そんな風潮の中

で生まれたのがフリーターという生き方です。 

現在の20代との最大の違いのは、「あえてそれを選択」するというこ

とです。 「あえてそれを選択」なんていうとカッコよかったりしま

すが、それだけ私たちの世代が社会にスポイルされていたという裏づ

けにほかなりません。

さて、フリーターの男と同棲する主人公は同じくフリーターの34歳。

この二人の周囲に近所の公園に住むホームレスと、彼女達の若い頃を

想起させる20才の若者を配して、容赦なく主人公を追い込んでいき

ます。 失業保険を当て込んで働かない男、消費者金融、腐れ縁で棲

みついてしまう友達。 風俗に働きに出ることを考えながらも、自分

の年齢を意識してしまう主人公。 ラストもかなり悲惨です。 

角田さんらしいといえば、最高に角田さんらしい作品で、同世代なら、

ある時代の終焉を読み取ることも可能ですが、それを全ての読者が受け

容れるか?となると疑問です。 ただ、角田ファンとしては、これ以降

この路線の作品が描かれていないという点に注目すべきだと思います。 

今や飛ぶ鳥を落とす勢いで多くの読者に受け容れられている角田光代さ

んですが、その転換点になった作品であることは間違いありません。 

個人的には、かなり好きな作品ですが、あまりオススメはしません(笑)

 
08-06(日)

「天国はまだ遠く」  瀬尾まいこ著  新潮社

天国はまだ遠く


誰も私を知らない遠い場所へ―そして、そこで終わりにする。…はずだったけど、たどり着いた山奥の民宿で、自分の中の何かが変わった。あなたの心にじんわりしみる気鋭の作家の最新長篇。




<感想> ★★★★☆

瀬尾まいこさんの作品は三作目ですが、本書はすご~くシンプルな構成で

シンプルな物語が綴られています。 あくまで個人的な意見ですが、小説

を良し悪しを左右するのは、プロット(筋立て)、文体、構成が大きなフ

ァクターで、後者二つが優れていれば優れているほど、読者は「巧い」と

感じます。 当然ながら作家や編集者は、ある程度それを意識して作品を

つくりあげていることと思います。 しかし、本書の魅力はそのような事

に拘泥しない潔さにあると言っても過言ではありません。

民宿の田村さんは読者がこうあって欲しいと思う期待を裏切らないし、比

較的、自己投影しやすいキャラクターの主人公は確実に再生していきます。 

それぞれの厳しい現実の中で、読者は本を開きます。 そして本を閉じる

時に少しだけ優しくなれる。 瀬尾まいこ作品に共通するテーマであるそ

れは、同時に「小説を読む」という行為の着地点なのではないかと思いま

す。 まぁ~そうあって欲しいという願いだったりもしますが・・・(汗)

シンプルで、そして純粋な作品である本書は全ての方にオススメです♪

 
08-06(日)

8月6日に想うこと・・・


今日は8月6日・・・

普段は、ヘラヘラしている私でも今日と8月9日は

なんとなく神妙な気持ちになります。


私が広島や長崎で起きた出来事についてはじめて知ったのはテレビです。

今日も朝からテレビを見ていますが、今日がどのような日であるかを

報じているテレビ局といえばNHKぐらいのものではないでしょうか?

私が物心ついた頃、30年ぐらい前はもっと取り上げていたような気が

するのは気のせいでしょうか?



去年、リンク先の方の感想を拝見して読んだ本です。

夕凪の街 桜の国


読んだ時にかなりの衝撃を受けました。

今日、時々おじゃましている方のブログを拝見したところ原爆について

の記述がありました。 その日記を読ませていただいて、この本に描かれて

いることが、当時の広島では特別なことではなかったんだなぁ~と改めて

感じました。(あたりまえなんだけど・・・)

この本に描かれているコト。 そして、その背後にあるいくつもの事実。

それらを想う時、今日という日をなにげなくスルーしてしまう気になら

なくて、普段とはトーンの違う日記をUPさせていただきました。


昭和20年から61年という時間が過ぎました。 

TVが・・とか、メディアが・・と言う前に、私達自身が事実を知り、

それを語り継がなくてはいけない時代になったのかもしれません。

 
08-05(土)

瀬尾まいこさんの新刊


先ほど、リンク先のPIYOさんの日記を拝見したら

瀬尾まいこさんの新刊情報がUPされていました。

温室デイズ

他のリンク先の方から噂は聞いていましたが、

先月末に発売になったようです。

明日、さっそく本屋さんに行ってきます。

でも、売り切れてたりして・・・・・


公式サイトでは立ち読みも出来ます↓

温室


 
08-05(土)

第二回アフィリエイト選手権


日々、頼れるアニキとしてネットで交流させていただいている

リンク先のCYN1953さんですが・・




審査結果


本・音楽・DVD部門2位に入賞されました。 

6,000人以上の方々がエントリーしたなかでの受賞です♪


  おめでとうございます  


受賞サイト

「50代!おっさんの本棚」


CYN1953さんとは一年近くのおつきあいですが、読書系ブログという

共通項のほか、お互いオッサンであるという深い絆で結ばれています(笑)

交流させていただいている過程で、お互いかつてラジオ(電気)少年

であったというのも因縁めいたものを感じます(笑)

そんなCYN1953さんのブックレビューですが、男性として、

父親としてという視点でお書きになっているのが印象的です。 

比較的、女性の比率が高い読書系ブログの中にあって

貴重なレビューを拝見させていただきながら肯くことが多いです。

同じオッサンブロガーとしてホントに嬉しいです♪ 



 
08-05(土)

「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」 村上春樹著  新潮文庫

もし僕らのことばがウィスキーであったなら

シングル・モルトを味わうべく訪れたアイラ島。そこで授けられた「アイラ的哲学」とは?『ユリシーズ』のごとく、奥が深いアイルランドのパブで、老人はどのようにしてタラモア・デューを飲んでいたのか?蒸溜所をたずね、パブをはしごする。飲む、また飲む。二大聖地で出会った忘れがたきウィスキー、そして、たしかな誇りと喜びをもって生きる人々―。芳醇かつ静謐なエッセイ。


<感想> ★★★★☆

村上春樹さんの作品はほとんど読んだつもりでいましたが、未読でした。

旅行記である本書のテーマは「ウィスキーをめぐるスコットランドとア

イルランドの旅」 下戸の私はまったく知りませんでしたが、いわゆる

スコッチウィスキーというのは、発芽した大麦のみから造られた「シン

グルモルト」
とそれ以外の穀物を蒸留した「グレイン」をブレンドした

ものだそうです。 しばしばワインはその生産地や醸造年によって薀蓄

の温床になったりするわけですが、ウィスキーにそれがないのはそのよ

うな背景があったようです。 そこで本書では「シングルモルト」の蒸

留所が数多く点在するスコットランドのアイラ島と、アイリッシュウィス

キーの本場であるアイルランドが旅先としてチョイスされたようです。 

「シングルモルト」はどうような土地でどのように人たちによって造ら

れているのか、そしてウィスキーはどのような場所でどのような人々に

飲まれているのか・・それらを読んでいると私もウィスキーをストレー

トで呷りたくなります。(実際は匂いだけでダメだけど・・)

数多くの写真が載っていますが、撮影は奥さんの村上陽子さんです。

エンヤの”Only Time"を聴きながらこれらの写真をみると気分はアイルランド♪


代表的なスコッチウィスキー

カティーサーク 700ml  ジョニーウォーカー・赤ラベル 40度 1000ml  ホワイト ホース ファインオールド<スコッチウイスキー>


村上春樹さんがお土産にもらったシングルモルトウィスキー(たぶん)

[ボウモア21年]シングルモルト

<ボウモア21年>



村上春樹さんの旅行記で代表的なものは・・・


辺境・近境

『讃岐・超ディープうどん紀行』超オススメです



遠い太鼓

こちらも撮影は村上陽子さん(だったと思います)


 
08-04(金)

土曜日から


思い起こせば今年度は、昨年度末から忙しくて、

ピーク時は一日14時間働いていました 

通勤を含めると16時間

洗濯を含めると17時間

そんな私でしたが 明日(土曜日)から

夏休みですぅ~

    

特に予定はありませんが

毎日ダラダラしていられるだけでとても幸せです 

夏休み用に本も購入(定価で買った本です)しましたが、

だらだら  を見て過ごしてしまいそう


購入してある本はこちら


犬のしっぽを撫でながら   ミーナの行進  風に舞いあがるビニールシート





 
08-02(水)

ゴーヤ


梅雨明けしてから、毎日とっても涼しい関東地方です 

涼しいと昼休みの読書  もはかどって、瀬尾まいこさん

の『天国はまだ遠く』イッキ読みしちゃいました。

正直言って『幸福な朝食』ほどの深みもないし、ある意味で平板化

されたストーリー展開なんだけど、読み終わるといくつかのコトバ

が胸に刻まれています。 これが瀬尾マジックというやつでしょうか?

もう一回読んで感想UPします 

ところで・・・↓

営業先でゴーヤ(にがうり)を大量にいただきました。

お野菜が高い今日この頃、とてもありがたいんだけどゴーヤといえば

ゴーヤチャンプルーぐらいしか思いつきません・・・

他にどういう食べ方があるのでせうか?



 
08-01(火)

【訃報】 吉村昭さん


作家の吉村昭さんが亡くなりました。

映画「うなぎ」の原作である『仮釈放』を書かれた作家さんです。 

もともと私小説を中心とした純文学志向の作品が多かったものの、

その後のノンフィクション作品(記録文学)で数多くの名作を遺されました。

胃カメラの開発秘話を描く『光る壁画』

羆(ヒグマ)と闘う開拓農民を描いた『羆嵐』

実在した脱獄王を描いた『破獄』

癌になってしまった弟さんの死を見つめる『冷い夏、熱い夏』は吉村昭

さんが最も評価を得たノンフィクションの要素と、本来書きたいと思ってい

た私小説が融合した集大成と言える作品です。

ちなみに奥さんは芥川賞作家の津村順子さん。 ご自身も何度も芥

川賞候補になりましたが、結局奥さんが受賞した経緯については、

ほのぼのとした筆致でエッセイに書かれています。 

数多くの作品で楽しませてくれた作家さんが亡くなるのは淋しいですね。

ご冥福をお祈りします。

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。