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03-04(日)

津軽海峡冬景色が見たいので青森へ  温泉・ラーメン篇


津軽海峡冬景色が見たいので青森へ 私もひとり連絡船に乗り

・・篇
から

というわけで、予定が大幅にくるってしまったので、温泉に行くこ

とにしました。


温泉王国青森には青森市内にも数多くの温泉銭湯があります。 

温泉といえば日帰りの健康ランドのようなものをイメージすると思

いますが、市内にあるのはあくまで銭湯。 一部例外もあるようで

すが料金は400円前後のところが多いです。 駅から最も近いの

青森まちなか温泉です。 施設も新しいし料金も安いので観光

客に人気があるようですが、せっかく青森まで行ったのだからディ

ープな温泉に行きたいと選んだのが↓

P2281310
P2281310 posted by (C)きたあかり

市内にある三内温泉。 料金390円の温泉銭湯です。

詳しいことはわかりませんが、青森市内最強の温泉との事です。

露天風呂はありませんが、室内は体育館規模の大きさで浴槽は

プールのように大きい千人風呂です。 お湯の色は緑白色でこれ

ぞ温泉という感じで、ともかくすげぇ~硫黄臭いです。 私の知る

限り、草津温泉に匹敵する数少ない温泉のひとつだと思います。


16時過ぎに行きましたが、そこそこ混んでました。 飛び交ってい

る津軽弁から判断するに利用者はほとんど地元の方のようです。 

浴室内に石鹸やシャンプーの備えはないので、行かれる方はお

風呂セット持参で行くことをおススメします。 休憩処も広々として

いて入浴後もまったり過ごすことができます。 ただ、念のために

申し添えておきますが、ここはあくまで地元の方がお使いになる

銭湯施設です。 その泉質や効能から温泉マニアの方々の間で

は半ば聖地化されているようですが、都内にある2,000円前後の

スパ施設とは違います。 行かれた方によって感想はさまざまで

すので、他の方のブログなどもチェックしてみてください。


こんな温泉が中心部からバスで20分程度のところにあるんだから、

やっぱ青森すごいです。 駅からバス停まで距離があるので地図

を作ってみました。 あちこち調べたのですが詳しい地図が見当た

らなかったので、バスで行かれる方は参考になさってください。 料

金なども明記しておきました。


より大きな地図で 青森駅から三内温泉行きバス停(市営4番)まで を表示


ここで地元の方と話をしましたが、今年の雪は例年の3倍で雪降ろ

しに追われる毎日だそうです。 こんな時期にこないでねぶたの時

に来ればいいのに・・という会話に周囲の人も、んだんだと肯いてい

ました。 ここの営業は21:30までですが、中心部に戻るバスの最

終は18:33(←最新のものを確認してくださいね)です。 


晩ご飯はバス停の近くにあるラーメン屋さん(←地図に明記しました)

で、青森名物の「味噌カレー牛乳ラーメン」↓を食べました。

味噌カレー牛乳ラーメン
味噌カレー牛乳ラーメン posted by (C)きたあかり

名前だけ聞くと不味そうですが、バランス加減が絶妙でたいへん美

味でございました。 バターをスープに溶かすのがポイントだと思わ

れます。 ここもお客さんは地元の方ばかりで、観光客目当てにやっ

てます!!って雰囲気がなくてグッドでした。

青森駅前
青森駅前 posted by (C)きたあかり


さて、帰りですが「楽天」のポイントが溜まっていたので、夜行バス

帰ることにしました。 ホントは新幹線で帰りたかったんだけど、往路

の寝台料金が高くついたので、帰りは節約です。(泣) 私が利用し

たのは弘南バスの津軽号。 通常価格は7,500円と高めですが、3列

シートでかなりリクライニングするので熟睡することができました。 

ちなみに同クラスのJRバスは8,500円。 4列シートなら各社5,000円

前後です。





というわけで、翌朝の7時ごろ東京駅の日本橋口に着きました。

なんか雪降ってるし・・・・

おこずかい帳

 交通費 

JR 上野→青森 乗車券 10500円
    寝台券(B個室)    6300円
         特急券    3150円 (延着のため払戻)

青森市営バス (往復)    560円

弘南バス 青森→東京   7500円 (全額楽天ポイント)


食費

朝食(弁当等)         550円
昼食(大戸や)         800円
夕食(ラーメン)         780円
その他              500円


 その他   

八甲田丸入場料        500円
三内温泉            390円
おみやげ           2500円
コインロッカー         300円

 合計 

34330円-3150円7500円23680円

※交通費はすべて閑散期の料金です。 
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03-01(木)

津軽海峡冬景色が見たいので青森へ 私もひとり連絡船に乗り・・篇


上野発の夜行列車篇から

代行バス
代行バス posted by (C)きたあかり

というわけで、到着から一時間後に代行バスがきました。

結局、列車はここで運転中止(運休)となりました。

先行の列車が途中で立ち往生しているようです。


列車が遅れたり、運休になると駅員さんに怒鳴りちらす恥ずかしい

人がいたりするわけですが、そんなコトもなく乗客はバスに乗り込み

ました。 駅員さんもどこかノンビリしていて、いい意味で昭和してい

ます。 まぁ~新幹線でもなく高速バスでもなく、交通事情の悪い厳

冬期にあえて寝台列車をチョイスした自分からすれば、ここまで無

事に運行してくれただけでも感謝です。 


当初の予定では弘前で途中下車して、ストーブ列車で金木に向かう

はずでした。 斜陽館と津軽三味線会館は旅のメインでしたが時間

的に無理なので諦めます。 太宰治 吉幾三 高橋竹山


予定より3時間半遅れて青森に到着しました。 ちなみに特急料金は

返してくれました。 バスの車窓から見る風景もそれなりに面白かった

のですげぇ~得した気分です。 駅から5分ほど歩いて青函連絡船

向かいます。 


八甲田丸
八甲田丸 posted by (C)きたあかり

煙突に書かれたJNR(旧国鉄)の文字が泣かせますね。

当然ながら、青函連絡船は20年以上前に廃止になっているので、これ

は記念館として港に係留されている八甲田丸です。 お台場にあった船

の科学館にも同じ青函連絡船の摩周丸が係留されていましたが、閉

館して、どうなっちゃったんでしょうね。 


館内の様子↓
P2281263
P2281263 posted by (C)きたあかり

八甲田丸地下
八甲田丸地下 posted by (C)きたあかり

P2281269
P2281269 posted by (C)きたあかり


これは当時のまま残っている可動橋です。

青函連絡船 可動橋1
青函連絡船 可動橋1 posted by (C)きたあかり

青函連絡船 可動橋2
青函連絡船 可動橋2 posted by (C)きたあかり

運航当事は駅からここまで線路が延びていて、この可動橋を使って

列車や貨車を連絡船に積み込んでいたようです。 立派な近代遺産

だと思います。 いつまでも遺して欲しいものです。


さて、1908年(明治41年)から1988年(昭和63年)まで80年間運航した

青函連絡船はたくさんの人々とその想いを運び続けました。 その歴

史の中には大きな海難事故がありました。 1954年(昭和29年)9月26

日に発生した洞爺丸事故です。 結果的に、この事故は青函トンネル

着工を後押しすることになるわけですが、死者1155名はあまりにも

大きい犠牲と言わざるをえません。  

この事故をノンフィクションで描いたのが↓



フィクションで描いたのが↓

   

この二作は聞きしに勝る良書です。 

『洞爺丸はなぜ沈んだか』は絶版で手に入りにくい状況

ですが、図書館に行けばあると思います。 


というわけで、予定が狂ってしまったので市内にある温泉

に向かいました。 次は町中にある名湯と地元ラーメンを

食します。

まだ、つづきます。
 
02-29(水)

津軽海峡冬景色が見たいので青森へ 上野発の夜行列車篇


年末の紅白歌合戦で石川さゆりさんが熱唱しているのを見て以来、

漂泊の思ひ止まず状態だったので、思いきって青森に行ってきま

した。




旅の足がかりはいくつもあるわけですが、私のなかでは青森といえ

ば、高橋竹山(←津軽三味線の人)、太宰治(←産まれてすんまそ

ん)と吉幾三(←太宰治と並ぶ金木のスーパースター)。 そして演

歌の最重要パーツである連絡船夜行列車です。 


さて、予約が難しいと言われている寝台列車ですが駅に行ったら翌

日の予約があっさり取れました。 まぁ~シーズンオフだし、キャンセ

ルがあったのかもしれません。


というわけで、上野発の夜行列車↓に乗りました。

P2281236
P2281236 posted by (C)きたあかり

P2271159
P2271159 posted by (C)きたあかり

とは言うものの今シーズン東北は豪雪に見舞われていて、公共交通

機関は麻痺状態。 調べたら日本海側のルートを通るこの列車も今

シーズンは何度も運休になっています。 

ちなみに当日動いていた寝台特急はこれだけで、あとは運休でした。 

ちょっと悪い予感はしたんだけど、生まれて初めて乗る寝台車に鉄

ちゃん魂が疼いてしましました。



私が乗ったのはB寝台個室というやつで、個室ですがフツーの開放型

のB寝台と料金は変わりません。 なぜだろう・・・と長年思っていたんで

すが、乗ってみてわかりました。 すげぇ~狭いです。 どれだけ狭いか

というと閉所恐怖症の人が卒倒してしまうぐらいのレベルです。

入口

B寝台個室入口
B寝台個室入口 posted by (C)きたあかり

コインロッカーではありません。 高さは150センチぐらいで、かがまない

中に入れません。


中はこんな感じ

B寝台個室5
B寝台個室5 posted by (C)きたあかり

B寝台個室4
B寝台個室4 posted by (C)きたあかり

広さは畳一畳分で、立つことはできません。


私は一階でしたが、二階はこんな感じ。

B寝台個室二階
B寝台個室二階 posted by (C)きたあかり

明らかに広いんだけど、折りたたんであるベッドを広げると出入り口を

塞いでしまうため出入りが不可能となります。



ところが横になって、しばらくするとこの狭さが快感になってきます。 

なにより、寝転がりながら見る車窓の風景はその非日常感がたまら

なくいいです。 加えて音が静かです。 オレ、バリバリ気合入れて

飛ばしてんだから、東西線なんてぜってぇ乗るなよ。 仲間だけ

ど総武線もちょっとタルいしな。 えっ!京成?そいつ誰よ??


的なモーター音を響かせて湾岸を爆走する京葉線通勤快速と比較

するなら無音に近い状態です。

雪が見たいなぁ~と思いながらも、雪国の手前のトンネルで寝てし

まったようです。 


B寝台個室2
B寝台個室2 posted by (C)きたあかり


その後も停車駅度に目を覚まし、また寝るという感じでした。 そん

な寝ぼけた状態で列車はある駅に到着したわけですが、なかなか

出発しようとしません。 きっとこの駅は停車時間が長いんだな・・・

と思っているところに非情の車内アナウンスが流れてきました。 

そうです、昨夜の悪い予感が的中してしまいました。

その駅は秋田県にある東能代。 青森までは、まだ130キロありま

す。  

雪まみれのあけぼの
雪まみれのあけぼの posted by (C)きたあかり


より大きな地図で あけぼの を表示

次回につづきます。


「あけぼの」をご利用になる方への追記

列車に関してはほどちゃんの島・寝台特急 あけぼのがたいへん役立ちました。 

車内販売などはいっさいありません。 停車時間も短いので、飲食物は乗車前に用意することをおススメします。 (特に冬場は運転中止や数時間の遅れなども珍しくありません)

寝台券不要で利用できるゴロンとシートがありますが、寝具がないので冬場はかなりきつそうです。 毛布や寝袋を持参されている方もお見かけしました。

北海道方面に行く豪華な寝台列車と比較なら、オーソドックスな寝台列車です。 行程も上越線・羽越線廻りなので12時間以上かかります。 (最速の新幹線なら4時間)そのあたりはお含みおきください。

公式な発表はありませんが、数年を待たずして「廃止」されるのではないかと言われています。 寝台列車は新幹線より遅い上に料金も割高です。 ただ、乗れるのは今のうちかもしれません。

 
02-19(日)

閉山から39年目の冬 その2 旧足尾町 足尾篇


間藤篇から

間藤から上り(桐生)方面に一駅戻ると足尾です。

P2151057
P2151057 posted by (C)きたあかり

とても長閑な感じの駅です。 


古河掛水倶楽部
古河掛水倶楽部 posted by (C)きたあかり

古河掛水倶楽部2
古河掛水倶楽部2 posted by (C)きたあかり



旧足尾鉱業所付属倉庫1
旧足尾鉱業所付属倉庫1 posted by (C)きたあかり

旧足尾鉱業所付属倉庫2
旧足尾鉱業所付属倉庫2 posted by (C)きたあかり

ここには「古河掛水倶楽部」という観光施設があります。
古河鉱業が迎賓館として使用した建物で明治32年(1899)頃に出来たそうです。 現在は冬季休業中です。 詳しくはこちら






駅前にある建物に張り付いていた看板。
かなり古いものだと思いますが、錆は浮いていませんでした。







あえて、一枚しかUPしませんが間藤足尾ではこのような光景をあちこちで目にします。
国策として推し進められ隆盛を極めた銅山。 そこに介入した巨大資本と数多くの鉱山労働者。 鉱毒事件と田中正造。 そして、現在・・・・兵(つわもの)どもが夢の跡。




足尾駅構内2
足尾駅構内2 posted by (C)きたあかり

足尾駅構内6
足尾駅構内6 posted by (C)きたあかり

足尾駅構内5
足尾駅構内5 posted by (C)きたあかり

足尾駅構内3
足尾駅構内3 posted by (C)きたあかり



文学ヲタ的なメモ






夏目漱石の『坑夫』 
主人公が怪しげな男に連れて行かれるのが足尾銅山。 つまり作品の舞台はここです。






鉄ちゃん的なメモ

わたらせ渓谷鉄道
わたらせ渓谷鉄道 posted by (C)きたあかり

P2150898
P2150898 posted by (C)きたあかり

移動に使ったわたらせ渓谷鉄道ですが、なかなかいい感じです。
私は列車の外観から判断がつきませんでしたが、シートは転換クロスシート(写真)。セミクロスシート(ドア付近のみロングシート)。 オールロングシートの三種類があるようです。 ボックスシートはテーブルもついているので、普通列車ですが旅行気分に浸れます。 夏場はトロッコ列車なども走るようです。 

東京からのアクセスですが、JRは高いので東武鉄道がおススメです。 

JR  桐生まで
宇都宮線(小山経由) 高崎線(高崎経由) 各2時間半~3時間  普通 2210円(片道) 
新幹線(高崎経由)約2時間 4920円(自由席・片道)

東武鉄道 相老(桐生から二つ目です)まで
2時間半~3時間  普通 1160円(片道)
特急りょうもう 約2時間 2160円(指定席・片道)

自動車
都内から桐生太田インター経由(東北道・北関東道使用)で2時間弱
桐生駅周辺は有料駐車場が数多くあります。 500~800円(24時間)
 
02-16(木)

閉山から39年目の冬  旧足尾町 間藤篇




2月某日。 栃木県の足尾に行ってきました。 J桐生駅からわたらせ渓谷鉄道に乗って、揺られること一時間半。 終点の間藤に着きます。





栃木県の足尾町はかつて銅の生産で栄えた町です。ピーク時(大正5年・1916)の人口は38,000人。そのうち22,000人が銅山関係者でした。 当時の年間生産量は約6000トン。 それは国内生産量の40%に当たります。 日本はもちろんアジア全体でも最大の規模を誇っていました。
その後「足尾鉱毒事件」などを経て、昭和48年(1973)に操業停止。 現在の人口はピーク時の10分の一の3,000人にまで減少。 深刻な過疎化が問題となっています。 写真の出典は三省堂「画報日本近代の歴史5」





かつての鉱山住宅。 現在は倉庫として使われているようです。










旧精錬所。 中は立ち入り禁止となっています。








旧精錬所の煙突。 
もう、ここから煙が出ることはありません。







操業時、現在の終点(間藤)から精錬所内まで延びていた旧足尾線の廃線部分。
トンネルと腕木式信号。









閉山から39年。
かつて、日本の近代を支えたレールは閑かに朽ちていきます。






間藤3
   間藤3 posted by (C)きたあかり
間藤2
間藤2 posted by (C)きたあかり



    トンネル4
トンネル4 posted by (C)きたあかり


足尾篇に続きます。
 
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