プロフィール

きたあかり

Author:きたあかり
文芸書中心の読書日記です。
読書傾向はフリーエリアの円グラフを見てください。 サイトのご案内

フリーエリア
ひとこと掲示板
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

-----(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
06-03(日)

検見川送信所

前から気になっていたスポットに行ってきました。

検見川送信所4
検見川送信所4 posted by (C)きたあかり

検見川送信所1
検見川送信所1 posted by (C)きたあかり

検見川送信所7
検見川送信所7 posted by (C)きたあかり


こんな廃墟スポットどんだけ山奥にあるんだとお思いかもしれませんが、所在地は千葉市内。 幕張メッセから車で10分以内で行ける距離に位置しています。

三枚目の写真を見ると荒涼たる原野が広がっているように感じるかもしれませんが、それはこの区画だけで周囲は新興住宅地。 周囲を真新しい家に取り囲まれています。 
かなりミスマッチな風景ですが、それは現在この建物が置かれている立場をなにより物語っています。

さて、この建物の正体は検見川無線電信送信所
1926年(大正15年)旧逓信省(旧郵政省)が設置した海外向けの無線送信所です。 
写真を見る限りでは単なる廃墟ですが、それなりの歴史を秘めた建物です。

建物を設計したのは吉田鉄郎。  
かつて東京駅の真正面にあった旧東京中央郵便局や、取り壊しの決まった大阪中央郵便局も吉田鉄郎の手によるものです。 丸みを帯びた形状(二枚目)は初期の鉄骨コンクリート造りによく見られる特徴で、アーチ状になっているエントランス↓も印象的です。 

P5280257
P5280257 posted by (C)きたあかり

記録によれば、検見川送信所の名を世に広めたのは1930年(昭和5年)のロンドン海軍軍縮会議の記念交歓放送とされています。 歴史上の大きな出来事と当時の通信技術の最先端を担っていた送信所の技術力をリンクさせたエピソードです。

ただ、ラジオ小僧的に言わせていただけるなら、検見川送信所が持っていたJ1AAというコールサイン。 無変調連続波(モールス信号)や大電力による長波による無線電話から短波無線電話。 そして、現在主流となっている超短波(地デジやケータイに使われている周波数帯)に至るまでを担ってきた検見川送信所の53年間は、近代日本が歩んだ電波の歴史と言い換えることが出来るのではないかと感じます。

そして、検見川送信所に関わってきた多くの人々の想い。

今は撤去されたアンテナも鉄塔もなく、鉄塔の台座と局舎が残されているだけですが、これらも何日かは姿を消すでしょう。 若き日に精いっぱい働いた『検見川無線の思い出』を書き綴って後に残したたいと思って筆をとりました。 
菊谷秀雄著 『検見川無線の思い出』 より引用

軍事的な役割も担っていた検見川送信所は敗戦時に文書のほとんどを焼却してしまいました。 そのせいか資料自体が不足しているようです。 現在の所有者である千葉市は保存に向けて動いているようですが、この建物からどれだけ多くの物語を発掘できるかが鍵になってくるのではないでしょうか?

参考文献  『検見川無線の思い出』 菊谷秀雄著
参考サイト 検見川送信所を知る会
スポンサーサイト
 
02-24(金)

弥生美術館・竹久夢二美術館 (文京区)


東京大学の弥生門前にある弥生美術館(竹久夢二美術館併設)に行っ

てきました。 

目的は弥生美術館高畠華宵でしたが、特別開催の植木金矢展が予想

外に楽しめました。 



私自身は植木金矢さんの作品は未

読ですが、チャンバラ活劇の原画が

数多く展示されていて、そのどれもが

めちゃくちゃカッコ良くてシビれました。 

劇画の王道といえば『ゴルゴ13』!!

という認識を改めることとなりました。




併設の竹久夢二美術館にも行きました。

正直いって竹久夢二高畠華宵中原淳一と比較すると、あまりにもメ

ジャー過ぎてイマイチ興味がなかったんだけど、やはり実物を見るとメジ

ャーはメジャーなりの理由があることがわかりました。 


竹久夢二にしても高畠華宵にしても、大正時代を代表する画家です。 

しかし、彼らは、専門的な美術の勉強をしたわけでもないし、発表の媒体

は雑誌の挿絵や表紙、商業ポスター。 そして、ファンシーショップの元祖

「港屋絵草紙店」で販売していた千代紙や便箋。 いわゆる中央画壇にも

属することもありませんでした。 そんな彼らが牽引したのが即ち、大正浪

漫です。 大衆が大衆の中から生み出した文化だからこそ、今も人の心を

ひきつけるのかもしれません。


弥生美術館次回の特別展示は「大正から始まった日本のkawaii(カワイイ)」

。 水森亜土さんとか懐かしすぎます。


簡単なアクセス

所在地は文京区ですが、JRなら上野駅から歩いて15分ぐらいです。

詳細アクセスはこちら

 
07-11(月)

浅草鬼灯市


先週の土曜日(9日)お墓参りのついでに浅草に立ち寄りました。

7月9日、10日浅草寺は四万六千日。 鬼灯(ほうずき)市が立ちます。





そもそも四万六千日とは、この日に来ると46,000日(約126年)お参りを

したのと同じ効果がありますよ♪という仏教界のサービスデーです。 

室町時代からあった功徳日を踏襲して、江戸中期からはじまった行事

だそうです。 チベット仏教にマニ車というのがありますが、この曖昧さ

が仏教のいいところかもしれません。

マニ車 本式

マニ車 本式
価格:48,300円(税込、送料別)




雷門から入ると、仲見世が途切れたあたりから境内にかけて鬼灯

(ほおずき)を販売する露天が数多く立っています。 販売価格は

一律で2,500円。 ちょぃと高いけど縁起モノです。 野暮なことは

言いっこなしです。





正直言って人ごみは得意ではありませんが、震災以降の東日本は

停滞気味なので久しぶりに見る活気は心地いいものでした。 

雷門を出て左に曲がると隅田川。 そして目の前には、来春オープ

ンの東京スカイツリーが聳えています。 





スカイツリーが話題になったここ数年、雷門周辺も変貌を遂げつつ

ありますが、浅草のディープスポットは場外馬券場初音小路を核

とするエリアです。 昼間っから酔っ払った怪しげなオッサンがたく

さんタムロしていますが、それほどデンジャラスではありません。 

六区、花やしきを含めて、このあたりは変わって欲しくないんだけど、

来春以降はどうなるのでしょうか?

昭和の面影が残る浅草を見られるのも今のうちかもしれません。


浅草駅地下街
浅草駅地下街 posted by (C)きたあかり
 
08-19(木)

大人の社会科見学 横浜編


夏休みも後半に入りました。 

寝たきり中年状態なので、横浜で博物館巡りをしてきました。

当初は5ヶ所を予定したものの、家を出たのがお昼近くになってしまったので、

3ヵ所しか行けませんでした。

 
日本郵船歴史博物館
 
P1030790
P1030790 posted by (C)きたあかり


明治18年(1885年)に創業した日本郵船の歴史が凝縮されていますが、

それは同時に日本の海運の歴史でもあり、近代日本の道筋を辿ること

です。 館内は撮影禁止のため写真はありませんが、数ある展示物の中

では、豪華客船華やかなりし頃(1920~40年代)の展示物や資料が見

応えがありました。 

ここの入場料を払うと「氷川丸」の入場料が無料になります。 

平日だからかもしれませんが、ドリンクの無料コインをいただきました。

みなとみらい線「馬車道駅」6番出口より徒歩3分。




神奈川県立歴史博物館

P1030804
P1030804 posted by (C)きたあかり


ここは展示物云々というより、建物がすげぇ~です。

近代建築フェチにとって横浜は街全体が博物館のようなものです

が、旧横浜正金銀行本店の建物は、その中にあって独特の存在

感があります。 写真は正面玄関の天井にあるステンドグラス。

縄文時代から近代までの歴史に関する展示物が数多く公開され

ていました。 

個人的にツボだったのは近代。  戦時中アメリカ軍が空から蒔い

宣撫ビラ「防共将棋」なるものが印象的でした。 ここも展示

室は撮影禁止です。 って言うか・・ここは展示室以外でも写真撮影をしない

方がいいかも・・という噂もあります。 ホントにそれはあくまで噂っす・・・


みなとみらい線「馬車道駅」5番出口より徒歩1分。




氷川丸

氷川丸
氷川丸 by (C)きたあかり


2006年の末に公開が中止になりましたが、管理会社が日本郵船

に変わって2008年にリニューアルオープンしました。 

公開中止前と比較すると若干変わったような気もしますが、アール

デコの殿堂であることに変わりはありません。 他の博物館とちが

って開放的な雰囲気なので、小さい子供さん連れでも大丈夫です。

興味のある方は上の写真をクリックしてください。

みなとみらい線「元町・中華街駅」 1番出口より徒歩3分



ホテル・ニューグランド

P1030884
P1030884 posted by (C)きたあかり


時間とお財布に若干の余裕があるなら

ホテルニューグランド本館の ザ・カフェ

でひと休み。 開業は1927年。本館は

当時のまま営業を続けています。

みなとみらい線「元町・中華街駅」 1番出口より徒歩1分



主な移動手段は公共交通機関が便利です。 

エリア内乗り降り自由の切符が各社から出ています。


エリア内のみフリータイプ

横浜市営交通A (エリア内の市営バス・地下鉄が乗降り自由※)

横浜市営交通B (10時~16時まで、特定路線を走るバスの一部区間が乗降り自由)

みなとみらい線 (みなとみらい線が乗降り自由※)

JR東日本 (エリア内のJR根岸線とみなとみらい線が乗降り自由)


往復乗車券つきタイプ

京急 (往復乗車券+エリア内の京急線・地下鉄・市営バス・みなとみらい線が乗降り自由※)

東急 (往復乗車券+みなとみらい線が乗降り自由)

相鉄A (往復乗車券+エリア内の市営バス・地下鉄が乗降り自由※)

相鉄B (往復乗車券+みなとみらい線が乗降り自由※)


※京急・横浜市交通局A・みなとみらい線・相鉄A・相鉄Bは、エリア内の

施設で割引などが受けられます。 詳しくはリンク先をご覧ください。

 
07-27(火)

大人の社会科見学


昨日(月曜)は病院受診。 今日(火曜日)は人間ドック。 

偶然が重なって4連休でした。   

土日もパワーが有り余っていたので、ちょいと出かけてみました。

行き先は東京ガスの資料館であるガスミュージアムです。

P1030755
P1030755 posted by (C)きたあかり  P1030757
P1030757 posted by (C)きたあかり

入場無料なので、たいしたことないだろうなぁ~と思っていましたが、

9月26日まで開催されている「おどろきのガス器具たち」展が面白くて

近代の生活史が好きな私は思いっきり楽しめました。


現代において、生活インフラであるガスは電気と熾烈な競争をしている

わけですが、近代においてそれは炭や薪などの燃料との競争だったよ

うで、そんなモノ別にガスじゃなくてもいいだろう・・・的なモノがたくさん

展示されていました。


いっけん普通の火鉢なんだけどガスが使われているガス火鉢 (大正3年)

見かけがおしゃれなんだけど、持ち歩けないガス喫煙器 (明治37年)

タオルしか乾かせないガス物干し器 (昭和32年)

原理が理解できなかったけど、やっぱ電気だろうと思ったガス冷蔵庫(昭和30年)

いいかげんにしろよのガス温水洗濯機(昭和29年)

など、他多数。


移築された建物は明治時代のもので、ガスランプやガス燈もたくさん

展示されいて、じっくりみれば一時間半ぐらい遊べます。 

土曜日の午後だというのに見学者は5~6人でした。 穴場スポットっ

てやつかもしれません。


近くにある江戸東京たてもの園と一緒にまわれば、近代生活史を堪能

できると思います。 子供さん連れはもちろんですが、大人の社会科見

学としてもおススメです。


私は西武新宿線の花小金井駅からバスを使いましたが。 

中央線の武蔵小金井駅からもバスで行けるようです。


※「おどろきのガス器具たち」展は常設展示ではありません。

詳細は、ガスミュージアムの公式HPでご確認ください。


全然、関係ありませんが24日に角田光代さんの新刊が発売になりました。

ひそやかな花園

ひそやかな花園

価格:1,575円(税込、送料別)



 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。